ウイングアーク1stは9月20日、あらゆる帳票の仕分けから保管、検索、他システムとの連携も可能な文書管理ソリューション「invoiceAgent 文書管理」とコンテンツクラウド「Box」の連携を強化した「invoiceAgent Adapter for Box」を提供開始した。
invoiceAgent 文書管理の最新バージョンでは、Boxで保存する文書をinvoiceAgent文書管理と連携することで、例えば、取引文書にタイムスタンプやAI OCRによる読み取り結果を検索データとして付与し、電子帳簿保存法への対応や、インボイス制度が要求する適格請求書運用への対応を実現する。
今回の機能強化では、invoiceAgent文書管理上の文書が持つカスタムプロパティー情報を、Box上での検索などに必要なメタデータに自動的に反映し、Boxの対象フォルダに自動で出力できる。BoxからinvoiceAgent文書管理に取り込んだ文書に、効率的にカスタムプロパティー情報を付与し、Box上の文書にメタデータとして自動で反映させることが可能。これにより、電子帳簿保存法において求められる検索項目(「取引等の年月日」「取引金額」「取引先」)の検索性が向上するという。また、インボイス制度対応で必要となる適格請求書発行事業者番号の照会業務にも活用できる。
また、Boxの指定フォルダに、invoiceAgent文書管理の文書を自動出力できるようになった。invoiceAgent文書管理の豊富な支援機能(自動的なフォルダ振分け、ファイルリネーム、カスタムプロパティー情報やタイムスタンプ付与など)により厳密に管理された状態の文書をBox上に展開できる。これにより現場ユーザーが使い慣れたBoxの画面で付加情報が加えられた該当文書を活用可能。
9月20日~12月31日の期間に、invoiceAgent Adapter for Boxを無償で利用できるキャンペーンを実施する。なお、別途invoiceAgent 文書管理 クラウド版の契約が必要になる。