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ソニー、補聴器メーカー「WSオーディオロジー」と協業。米国でソニーブランドの補聴器を展開へ

2022年09月14日 15時30分更新

文● ASCII

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WSオーディオロジー公式サイトより

 ソニーは9月13日、WSオーディオロジーと、OTC補聴器事業の領域において商品やサービスを共同で開発・供給することを目的として協業契約を締結したことを発表した。

 8月16日付の米国FDA(Food and Drug Administration、食品医薬局)による規制変更に伴い、米国市場では今年10月以降、医療機器である補聴器の販売が、専門技師を有する販売事業者を通じた従来の販路だけでなく、新たにコンシューマー販路(OTC)でも可能となる見込みだ。

 WSオーディオロジーは、デンマークとシンガポールに本社を構える補聴器メーカー。本協業により、両社のもつ技術やノウハウを結集し、同分野で新たな業界スタンダードとなる商品・ソリューションを生み出すことを目指すとしている。そのために、ソニーが強みとする様々な音響技術や小型化技術、幅広い商品の販売・サービス体制と、WSオーディオロジーが100年以上にわたり主要補聴器メーカーとして培ってきた聴覚の技術・ノウハウの融合を進めていく。

 なお、本協業に基づく第1弾の商品を現在開発中で、米国向けにソニーブランドで展開する予定。

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