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<LAVIE N13><LAVIE N14>で徹底比較!

画面サイズはどう選ぶ? 13型と14型で迷っている人のためのモバイルノートPC購入ガイド

2022年09月29日 11時00分更新

文● 山口優/編集●村野晃一(ASCII)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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【POINT2】
作業内容や環境に合わせて選ぶ

13.3インチの液晶ディスプレイを搭載した<LAVIE N13>と14.0インチの<LAVIE N14>

 <LAVIE N13>と<LAVIE N14>は、いずれもフルHD(1920×1080ドット)の液晶ディスプレイを採用している。サイズは13.3インチと14.0インチで、0.7インチの差しかない。しかし、実際に使い比べてみると、少なからぬ違いを感じる。

 たとえば細かい文字の見やすさ。同じ距離に置いて見比べた場合、<LAVIE N14>の方が少し余裕があり、細かい文字も見やすく感じる。写真のディテールなども見やすいため、画像補正や加工などの作業もしやすい。自宅やオフィスで机の上に置いて作業する場合は、こちらの方がやはり使いやすく感じる。

 といっても<LAVIE N13>が使いにくいいうわけではない。細かい文字が多少見づらく感じる場合でも、顔を画面に少し近づければ簡単に解決する。画素密度が高いぶん、顔を近づけてもピクセルが気にならないというメリットもある。カフェのカウンターテーブルや新幹線の座席テーブルのように、奥行きが少なく画面との距離が取れない場所で使うには、むしろこちらの方が使いやすい場合もある。

 ノートPC1台で完結したいなら<LAVIE N14>の方がより使いやすいのは間違いないが、メインマシンが別にあって補助的に使いたい場合や、自宅やオフィスでは外付けディスプレイにつないで使う場合は、機動性の高い<LAVIE N13>も魅力的な選択肢になる。

 ちなみにディスプレイは<LAVIE N13>がノングレア(非光沢)パネル、<LAVIE N14>がグレア(光沢)パネルとなっている。出先で使うことが多く照明を選べない場合は映り込みの少ない<LAVIE N13>、自宅やオフィスで使うことが多く黒が締まったメリハリのある映像を楽しみたい場合は<LAVIE N14>というふうに、パネルの特性に合わせて選ぶのもひとつの手だ。

<LAVIE N13>はフルHDのノングレア(非光沢)パネルを搭載している

<LAVIE N14>はフルHDのグレア(光沢)パネルを搭載している

Webページを表示したところ。両機とも解像度が同じなのでデスクトップの広さも同じだが、文字は<LAVIE N14>の方が大きく見える


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【POINT3】
キーボードやタッチパッドの操作性

 13型と14型のノートPCを比べた場合、一般的に後者の方が本体幅や奥行きが少し大きい。そのためキーボードやタッチパッド、パームレストなどにも余裕を持たせやすく、文書作成などで長時間文字入力する場合は14型の方が向いていることが多い。

 <LAVIE N13>と<LAVIE N14>の場合は、どちらもフルサイズのキーボードを搭載しており、文字なども十分快適に入力することができる。キーピッチは<LAVIE N13>が約19mm、<LAVIE N14>が約19.4mmとなっており、後者の方が少しだけゆとりがあるが、実用上の差はあまり感じなかった。

 タッチパッドも<LAVIE N14>の方が若干幅が広いものの、使い勝手に差が出る程ではない。しかしパームレストは<LAVIE N14>の方が1cmほど奥行きがあってしっかり手首を置くことができ、長時間使用する場合も手首に負担がかかりにくく感じた。

<LAVIE N13>のキーボード。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.5mmとなっている

<LAVIE N14>のキーボード。キーピッチは約19.4mm、キーストロークは約1.4mmとなっている

 ただし、膝の上に置いてタイピングするときは<LAVIE N13>の方が使いやすかった。というのも<LAVIE N13>はディスプレイを最大180°まで開くことができ、上から見下ろす場合でも画面を見やすい角度に調節できるうえ、ノングレアパネルなので照明器具の光が映り込みにくいためだ。

 これらの点から見ても、<LAVIE N14>は据え置きでの使いやすさ、<LAVIE N13>はモバイルでの使いやすさを重視した設計になっていることがわかる。13型と14型を選ぶ際は、こうした要素もしっかり検討した方がよいだろう。

<LAVIE N14>はパームレストが広く、手首に負担がかかりにくい

<LAVIE N13>はディスプレイが180°開くため、膝の上でも画面を見やすい

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