デノンは9月15日、ミドルクラスのAVアンプ「AVR-X3800H」(価格18万1500円、10月下旬)と「AVR-X2800H」(12万1000円、10月下旬)を発表した。昨年の「AVR-X1700H」に続き、サウンドマスターの山内慎一氏が初期段階から開発に携わっている。3000番台の機種は日本では久々の投入で「満を持して」になるという。
多機能と音質の両立、デノンを買えば大丈夫
ブランドがかねてから掲げている「The world's first」「Straight Decode」「For all customes」のコンセプトを継承。最新規格にいち早く対応し、最新の作品を最良のフォーマットで楽しめる点を重視し、対応/非対応に頭を悩ますことなく「デノンを買えば大丈夫」と安心して楽しめる製品を作っていこうとしている。
X2800Hは人気機種X1700Hの高音質版
X3800Hはフルスペックの機能
AVR-X3800Hは11.4ch対応で、最大出力215W/9chのアンプを搭載。AVR-X2700Hは7.2ch対応で、最大出力185W/7chのアンプを搭載。全チャンネル同一クオリティのディスクリートアンプを搭載する点はデノンのこだわりだ。ともにHDMIは入力6系統、出力2系統だが、後述するように扱える信号の仕様が若干異なる。