ユーザーの使いやすさにこだわった配慮が筐体に散りばめられた1台
6万円台でこの使いやすさはスゴすぎ! ギークな編集部員から事務スタッフまでが“ちょうどいい”と感じた15.6型ノートPC
2022年09月22日 11時00分更新
事務作業やOfficeでの資料作成は快適にこなせる!
THIRDWAVE SA505iは、さまざまな働き方のニーズに合う筐体を採用したマシンということがわかった。では、仕事においてはどれくらいのパフォーマンスを発揮してくれるのだろうか。
ちなみに3人にどれくらいのパフォーマンスが必要か聞いたところ、基本的にはウェブブラウジングやOfficeソフトでの作業が快適にできれば、支障はないとのことだった。
では、THIRDWAVE SA505iの主なスペックをおさらいしておこう。CPUはCore i5-1135G7、GPUはCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックス、8GBメモリー、256GB SSDという構成だ。
まずは、CPU性能を「CINEBENCH R23」で計測したところ、マルチコアが3466pts、シングルコアが1281ptsという結果になった。ノートパソコンとしてはとくにシングルコアのスコアが高めに出ており、各種ソフトウェアを使用する際にはそのパフォーマンスをしっかりと発揮してくれるだろう。
パソコンの総合性能がチェックできる「PCMark 10」を計測。総合スコアは4399という結果になった。詳細をみていくと、アプリ起動速度、ビデオ会議、ウェブブラウジングの性能を測る「Essentials」が8595。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が5785、デジタルコンテンツの制作に関するテスト「Digital Content Creation」が4648だった。
GPUがCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスなため、クリエイティブ向けのテストとなるDigital Content Creationはわずかに5000を切ってしまっているものの、普段の仕事に関係のあるテストのEssentialsとProductivityは好成績。動画編集といった負荷が高めのクリエイティブ作業でない限りは、快適にこなすことができるだろう。
実際にアプリケーションで処理を行なった際のパフォーマンスを独自のスコアで示す「UL Benchmarks」の「UL Procyon」もチェック。今回は、Officeソフトを実際に使用する「Office Productivity Benchmark」を計測した。
結果は総合スコアが4351、Wordが5750、Excelが3516、PowerPointが5007だった。最近、Core i5-1135G7を搭載したほぼ同じような構成のマシンを計測したが、THIRDWAVE SA505iのほうが少し高いスコアになっている。これは、THIRDWAVE SA505iのメモリーがしっかりデュアルチャネルで搭載されていて、以前計測したマシンがシングルチャネルだったというのが大きいかもしれない。そういった点においても、THIRDWAVE SA505iはしっかりと仕事ができるように考えられた構成になっているといえる。
最後に、ストレージの速度が計測できる「CrystalDiskMark」を計測。結果は、シーケンシャルリードで3470.72MB/sという結果になった。本機の検証時に色々と作業も試してみたが、OSやアプリケーションの起動はサクサクだったので、ストレージの速度でストレスに感じることはないだろう。
ビジネス用途であれば多くの人にフィットする“ちょうどいい”1台
以上のように、THIRDWAVE SA505iは仕事をするうえで快適に作業できるスペックを備えているほか、使い分けられる2種類のテンキー、使いやすい広々としたサイズを実現したキーボード、それをより使いやすくするリフトアップヒンジ、セキュアーなログインが可能な指紋認証、物理的に不用意な映り込みを防ぐプライバシーシャッターなど、仕事や普段使いで使用するうえで、ユーザーが「これがあったら便利」がしっかりと考えられた1台に仕上がっている。
会社で使うメインマシンはもちろん、テレワークと出社が日によって異なる人、完全にテレワークの人にもオススメできる、誰にでも“ちょうどいい”1台だ。加えて、6万9980円からとリーズナブルな価格で購入できるのも魅力。また、Core i3/Core i7を搭載した下位グレード、上位グレードも用意されているので、用途に合わせて選んでみてもいいだろう。仕事で使うパソコンにそこまで予算を使いたくない、でもしっかりとした性能でかつ使いやすい筐体のマシンがほしいという人は、ぜひTHIRDWAVE SA505iをチェックしてみてほしい。
(提供:サードウェーブ)