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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第211回

楽天モバイルの1GBまで0円は8月が最後 あらためて乗り換えに良さそうなオトクな回線をチェック

2022年08月28日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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IIJmioはeSIMのデータ専用サービスが人気だが
スマホをセットで安く購入できる通常プランにも注目

 格安SIMの老舗のIIJmioは、楽天モバイルの影響で契約数が増えたとしている。料金プランを見れば、通常のプランでは最低でも月780円かかるが、人気なのはeSIMで使えるデータ専用サービスのようだ。

 IIJmioのeSIMは、ドコモ回線のデータ専用サービスのみで提供。物理SIMのデータ専用サービスに比べて月240~300円安く、2GBなら月440円で利用できる。iPhoneで利用する場合、メイン/サブのどちらかがeSIMになってしまうため、eSIMで使えて、しかも安価なIIJmioのeSIMが人気となるのは当然といえば当然だ。

 ただ、通常プランの音声付きサービスなら、もっとオトクなキャンペーンも展開されている。8月31日までとなるが、2GBのプランが通常月850円なのが、6ヵ月間は月410円になる。最初の半年に限った話ではあるが、eSIMのデータ回線より安い。

IIJmioは、eSIMのデータ専用サービスが人気だが、通常プランもキャンペーンや端末の割引販売など、オトクに利用する方法がいろいろある

 しかも、音声付きサービスでMNPによる加入となれば、IIJmioの特徴でもあるスマートフォンの大幅割引購入も可能。サブ回線とサブ用端末の両方をまとめてゲットするのも悪くない。

 また、IIJmioは複数回線を持っている場合は、通信量をシェアすることも可能だ。たとえば、現在8GBのプラン(月1500円)を使っている人が、サブ回線が欲しいとなった場合。1回線目と2回線目の通信量を合算できるので、両方を4GBプランにすれば990円×2となり、プラス480円でもう1回線持てる計算だ。

 ちなみにIIJmioも通話定額オプションのキャンペーンを実施しており、7ヵ月にわたり、オプション料金から410円が割り引かれる。つまり1回5分までの通話定額なら、7ヵ月間は月90円で利用できる。

povo2.0も期間限定トッピングを出すなど
サブ回線として維持しやすい試みを実施

 サブ回線向きと言えば、基本料0円の「povo2.0」も当然候補となる。ただし、通信速度に制限(128kbps)がない高速データ通信を使うにはトッピングの購入が必要で、毎月少しだけ使うという用途にはやや不向きだ。たとえば、月1GBという人でも、3GBで30日間有効の990円か、1GBで7日間有効の390円の二択だった。

povo2.0は小容量で使うには制約があったが、1GBながら30日有効なデータトッピングを490円で期間限定で提供中。レギュラー化に期待したい

 そんな中、7月に登場して好評だった1GBで30日間有効で490円という「お試しトッピング」が復活。9月12日まで提供される。このトッピングがレギュラー化するかどうかは不明だが、今後のアップデートに期待したい。

各社が展開するオトクなキャンペーンは乗っておくべき

 偶然なのか楽天モバイルのユーザーを狙っているのかはわからないが、現在オトクなキャンペーンが複数登場している。もしかすると楽天モバイルの1GBまで0円が完全に終了する10月末にも、さらなるキャンペーンが登場するかもしれない。

 楽天モバイルから乗り換えをするユーザーだけでなく、それ以外からのMNPや、単純な新規契約でも適用される、これらのキャンペーン。キャリア側としても気軽に加入してほしいという意図があると考えられ、実際に維持費も安いので、この機会にお試し利用してもいいのではないだろうか。

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