1TB NVMe SSDが1万5000円台で入手できる時代

ちょい古くなったVAIO S11のストレージをCrucial P5 Plus SSDに換装して容量アップしてみた!

文●飯島範久 編集●ASCII

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換装作業はツメを折らないよう慎重に

 まずは、M.2 SSDケースにP5 Plusを装着して、USB接続をする。続いてクローン作成アプリを起動し、クローンを実行すれば、換装作業の準備は完了だ。

P5 PlusをUSB接続のM.2ケースに装着。パソコンに接続して、まずはもとのストレージからデータをコピーする

Reflect 8 Freeを起動すると、本体ストレージとUSB接続したP5 Plusの内容が確認できる

「このディスクのクローンを作成」をクリックするとクローン先の選択画面になる。ここでP5 Plusを選択する

「コピー」をクリックするとメニューが表示されるので「対象のディスクに合わせて拡張」を選択。こうすれば、もとのストレージ容量と違っても自動的に拡張されて再配置してくれる

1TBの容量をフルで活用してくれる

あとは、次へを順次クリックしていくとクローンを実行

ある程度時間はかかるが、放置しておけばクローン作成が完了する

 続いてストレージの換装だ。VAIO S11の底面を見ると、多数のネジで留められていることがわかる。これらのネジを精密ドライバーで外していく。このとき場所によってネジの長さが違うので、間違えないように覚えておこう。

底面には多数のネジがあるのですべて外す

ネジの長さが一部違うので注意が必要

 すべて外したら、キーボード面と底面との境目を爪などでゆっくり隙間を作り、パカッという感じでキーボード面を外そう。境目にはツメがあるので無理やり外そうとすると折れてしまう可能性があるので注意が必要だ。また、キーボードなどとマザーボードをつなぐフレキシブルケーブルがあるので、抜けたり破損したりしないよう気をつけよう。

底面とキーボード面の隙間に爪などで押し広げていくと、カチッと音がして外れる

キーボード周りと本体とをつなぐフレキシブルケーブルがあるので注意

 ストレージは、ちょうどフレキシブルケーブルの下にある。ネジ1本で固定されているので、これをP5 Plusに換装するだけで作業は完了だ。

ちょうどフレキシブルケーブルの下にM.2スロットがあり、NVMe SSDが装着されているのでこれを外す

P5 Plusに換装して、もとに戻せば完了だ

 あとは、もとに戻して起動。何事もなく起動してくれればストレージの換装は成功だ。

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