JENESISは、6月に参入を発表していた「aiwaデジタル」シリーズでの第1弾となる、スマートフォンやタブレットなどの製品を発表した。9月7日以降、順次発売する。
1万6800円でデュアルSIM対応のエントリースマホ発売
OSにはAndroid 12 Go Editionを採用
今回発表されたのはAndroidスマートフォン1機種、Androidタブレット3機種、Windowsタブレット1機種、スマートウォッチ1機種の計6製品。
まずスマートフォン「JA2-SMP0601」は、1万6800円(公式オンラインストア発売記念特価、以下同)という価格からもわかるようにエントリークラスのモデル。OSもエントリー機向けの軽量版であるAndroid 12 Go Editionを採用している。
主なスペックは、6.5型IPS液晶(720×1600)、SoCにUNISOC T310(2GHz+1.8GHz、4コア)、2GBメモリー、32GBストレージ、1300万画素+200万画素(マクロ)カメラ(イン800万画素)、4000mAhバッテリーなど。SIMスロットはnanoSIM×2でDSDVに対応。ドコモ/ソフトバンクのSIMが利用可能としている。本体サイズ/重量は約76.6×164.4×9.2mm/約190g。カラバリはブラック、ホワイトの2色。
Androidタブレットは1万円台が8型と10.1型
防水・防塵対応の上位モデルも
続いて、Androidタブレットは8型「JA2-TBA0801」(1万6800円)、10.1型「JA2-TBA1002」(1万9800円)の2タイプのエントリー機に、IP65の防水・防塵もサポートする上位モデル「JA2-TBA1001」(3万9800円)の計3製品。いずれもWi-Fiモデル。
JA2-TBA0801は、8型IPS液晶(1280×800)、MediaTek MT8168(2GHz、4コア)、2GBメモリー、32GBストレージ、800万画素カメラ(イン500万画素)、4400mAhバッテリー、Android 12 Go Editionなど。本体サイズ/重量は約208×124×8.8mm/約334g。
JA2-TBA1002は、10.1型液晶(1280×800)、MediaTek MT8168(2GHz、4コア)、4GBメモリー、32GBストレージ、500万画素カメラ(イン200万画素)、5300mAhバッテリー、Android 12など。本体サイズ/重量は約243.3×161.8×9.7mm/約490g。
JA2-TBA1001は、前述のようにIP65の防水・防塵に加え、ディスプレーにインセル型のゴリラガラスを採用するなど、タフさを売りにするほか、2K解像度の液晶、横画面時の左右に2つずつのスピーカーを搭載。コンテンツをしっかり楽しめる点もアピールされている。
主なスペックは、10.36型IPS液晶(2000×1200)、MediaTek MT8183(2GHz、8コア)、4GBメモリー、64GBストレージ、1300万画素カメラ(イン800万画素)、6800mAhバッテリー、Android 12など。本体サイズ/重量は約248.8×158.5×7.9mm/約490g。
日本語配列のキーボードカバー付属のWindowsタブレットに
5800円のスマートウォッチも
Windowsタブレット「JA2-TBW1001」は、縦横比3:2で10.5型(1920×1280)の本体に加え、日本語配列の専用キーボードカバーも標準で付属して、4万9800円という価格が魅力。
CPUはIntel Celeron N4020(1.1GHz、最大2.8GHz、2コア)、4GBメモリー、64GBストレージ、500万画素カメラ(イン200万画素)、3500mAhバッテリー(最大約7時間動作)、Windows 11 Pro 64bitなど。本体サイズ/重量は約247.6×173.6×8.8mm/約600g。キーボードカバーは約300g。
最後は5800円のスマートウォッチ「JA2-SMW0001」。1.85型の液晶ディスプレーや、心拍数・血中酸素濃度のセンサーを搭載。Android 5.1/iOS 10以上のスマートフォンとBluetoothで接続して、データを確認できる。また、20種類以上のスポーツモード、睡眠モニター機能、通話機能なども用意されている。本体サイズ/重量は、約45×38×11mm/約57gで、IP67の防水・防塵もサポートする。バッテリー容量は200mAhで、最大5日間の動作が可能。
aiwaをよく知る世代をターゲットに
ブランドキャラクターには石橋凌さんを起用してPR
JENESISはJNSホールディングスの子会社で、中国・深圳に自社工場を持ち、ソースネクストの「ポケトーク」を始め、業務用のIoT機器やタブレットなどで実績を持つ企業。今回、アイワ株式会社から「aiwa」ブランドの商標使用権を取得し、コンシューマー向けの展開を開始する。なお、ブランドイメージキャラクターには、ミュージシャン・俳優である石橋凌さんを起用。aiwaブランドと親和性が高いミドル世代を中心にプロモーションを展開するとしている。