1000形未更新車ラスト2編成を見られる! 小田急電鉄、さよならイベントとして「貸切運行ツアー」&「撮影会」を開催

文●西新宿LOVEWalker

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 小田急電鉄は、小田急の通勤車両1000形のうち未更新車として現存する最後の2編成を活用した「さよならイベント」として、9月3日に「最後の1000形未更新車2編成を貸切運行で満喫」、9月4日に「小田急の電車撮影会 最後の1000形未更新車2編成」をそれぞれ開催する。

 1000形は、1988年に就役した通勤車両で、安全性や省エネ性能、客室の快適性向上につながる大型リニューアル工事を経て、デビューから34年が経過した現在も第一線で活躍する車両。

 この1000形のうち、リニューアルをしていない未更新車は6両編成と4両編成が各1本のみ現存しており、この2編成をあわせて楽しめる2つのラストイベントを開催する。

 9月3日の貸切運行ツアーでは、海老名駅を出発し、沿線各地の車庫線や引き上げ線など通常では立ち入らないエリアへ入線する特別行路を走行。

 なお、行路内では6両編成と4両編成の併合・分割作業を複数回実施するが、通勤車両でこれを行なうのは10年ぶりだという。また、車内では、現役乗務員による各車庫線の役割などの説明や、貴重なグッズが当たる抽選会等を実施する。

 9月4日の撮影会は、関係者以外立ち入り禁止の海老名電車基地にて、1000形未更新車が2編成横並びで留置された姿をおよそ50分間、撮影できるイベント。

 1000形未更新車は、小田急車両のうち行先表示がデジタル化前の方向幕を使用する最後の車両であるほか、主に箱根登山線内に乗り入れる車両としてカラーリングを変更した「赤い1000形車両」と小田急カラーの2種があり、思い思いのアングルで思い出の一枚を残せるとしている。

 イベントの詳細はこちらより。いずれも申し込みは、8月16日から小田急旅の予約サイトで開始している。

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