4K UHDでゲームをするなら長時間プレーでも目に優しい27.9インチゲーミングディスプレーMSI「G281UV」がおすすめ

2022年08月12日 11時30分更新

文●飯島範久　編集●ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

　インターフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1で、電源は65W出力のACアダプター。OSDの操作は、使いやすいスティックタイプのナビキーを採用。背面はMSIのロゴが入りゲーミングモデルらしいデザインだが、LEDイルミネーションは搭載されていない。

インターフェースはHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1のみ。電源はACアダプターだが、サイズはそれほど大きくはない

OSD操作はナビキー採用なので、非常に操作しやすい

背面はMSIのロゴがしっかり配され、ゲーミングディスプレーらしいデザイン。LEDイルミネーションは非搭載

コンシューマーゲーム機で4Kプレイ

4K解像度で精細ではあるが、リフレッシュレートが60Hzなため、PCゲームのFPS系だと少々もの足りないかも。コンシューマーゲームだと4Kなら60Hz程度なので十分だ

　実際に使ってみた。PlayStation 5（PS5）を接続していくつかゲームをプレイしてみたが、HDRが効き、特に残像感もなく4Kの高画質でゲームを十分堪能できた。ゲームだと文字を読むというより繊細さが重要なので、27.9インチというサイズでも申し分ない。むしろ、プライベートでデスク上に置くには、このくらいのサイズのほうが扱いやすい。

PS5を接続してSIE「グランツーリスモ7」をプレイ。HDRがしっかり効くので太陽やヘッドライトの表現は秀逸

　また、この高解像度と広色域を活かして、クリエイティブな作業にも使えそうだ。文字が読めるようにWindowsの表示スケールを125%～150%にする必要はあるが、動画や写真は100%スケール表示されるので鮮明に見える。フルHD環境よりはるかに作業領域が広いので、かなり実用的だ。

アドビ「Lightroom Classic」で現像作業したが、4K解像度あると作業領域に余裕が生まれる

　最近は、テレビ番組でさえネットで見る時代。4K配信も増えてきているので、今買うなら4K解像度のディスプレーで画質の良いものを、ではないだろうか。

ゲームやクリエイティブな作業に4Kディスプレーを

「G281UV」は、実売価格が5万円前後と比較的コストを抑えており、ゲームでの利用はもちろん。作業用の4Kディスプレーを物色していた人には、検討の価値ありの製品だ。

　MSIは応答速度と画質を両立させたRAPID IPSパネルを採用したモデルをいくつか発売しているが、今回のモデルはそこまでこだわらず、コンシューマーゲームを4K解像度でプレイしたい、IPSパネルの4Kディスプレーを使いたい、といったニーズにハマるはず。

　もちろん、PCゲームでのプレイもビジュアル重視なゲームやリフレッシュレートや応答速度にそれほどこだわりがなければ十分楽しめるので、ライトゲーマーな人たちにもオススメしたい。

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