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Core i9-12900HとRTX 3070 Tiを採用、DDR 5メモリーやPCIe 4.0 SSDと最新パーツ目白押し

編集時にわかる16:10の便利さ! クリエイター向け「DAIV」の最新16型ノートPCは薄型軽量ボディーにデスクトップ級の性能を搭載

2022年08月10日 11時00分更新

文● 周防克弥 編集●八尋/ASCII

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第12世代Core i9とGeForce RTX 3070 Tiを搭載
64GBメモリーと2TB SSDでまさに“プレミアム”な構成

 まずは、DAIV 6シリーズのラインアップについて紹介しておく。DAIV 6シリーズの構成は、大まかに4つ。下から順にCore i7-12700H+CPU内蔵グラフィックスの「DAIV 6P」(19万9800円)、Core i7-12700H+RTX 3050 Tiの「DAIV 6P-RT」(23万9800円)、Core i7-12700H+RTX 3060の「DAIV 6N」(26万9800円)、Core i9-12900H+RTX 3070 Tiの「DAIV 6H」(36万9800円)だ。

 今回試用したDAIV 6H (プレミアムモデル)はDAIV 6Hの上位機種で、メモリーが32GBから64GB、ストレージが1TBから2TBへと大幅にスペックアップされたモデルとなっている。当然ながら価格も42万9800円と大幅なアップだが、使ってみてその価値は十分にあると思えるモデルになっていると感じた。

比べてわかる16:10の使いやすさ!
Photoshopでの作業で実感!

16:10で通常より縦幅が少し長いディスプレーを採用している

 15.6型から16型へのサイズアップはわずかな大きさの変化だが、実際に作業をしてみるとその差は数値以上に大きく、視認性も作業性も向上しているのが実感できる。これは実サイズが大きくなっているだけでなく、DAIV 6シリーズに採用されている16型ディスプレーが、一般的に多く採用されている1920×1080ドット・16:9の比率ではなく、2560×1600ドット・16:10の比率になっていることが大きく影響しているのだろう。

 縦方向に若干拡大されているだけのように感じる人もいるかもしれないが、ツールパレットの多いクリエイティブ系ソフトでは、このわずかな余裕が作業性の向上に役立っている。筆者は日常的にPhotoshopで作業するため、レイヤーの数が増えるとレイヤーパレットの上下方向が狭くてレイヤー選択時にスクロールする回数が増える。これが、16:10比率のディスプレーにより、レイヤーパレットのスクロールする回数が確実に減るというわけだ。

 16:10比率のディスプレーを使ってみてすぐに便利と思えたわけではないが、DAIV 6Hを使ったあとに一般的な16:9比率のディスプレーに戻ると、妙に上下方向が狭く使いにくさを感じてしまうことが多々あった。試用期間中は、使いやすさを求めてDAIV 6Hにわざわざデータをコピーして作業を進めてしまったほどだ。

 もちろんこの快適さは16:10比率のディスプレーサイズだけでなく、CPUとGPUの性能の高さも影響しているのは間違いないが、使い勝手のためにノートパソコンを変えたいと思えるくらいは使いやすいと感じた。

 またイラスト作成ではPhotoshopでのレイヤーを用いた画像編集以上にレイヤーを重ねることが多そうなので、16:10のディスプレー比率は大きく作業効率に影響すると思われる。

 クリエイター向けブランドのDAIVシリーズということもあり、ディスプレーはもちろん高色域パネルを採用、sRGB比は100%で、色の再現性や正確性はかなり高くなっている。Webベースの写真や動画、イラスト等のコンテンツ作成に最適といえるだろう。

狭額のナローベゼルを採用しているが、上面にはしっかりとWebカメラを内蔵している。Windows Helloにも対応

ハイエンド構成とは思えない薄さ軽さ
充実のインターフェースでUSB PDや画面出力も

背面はフラットでシンプル。左寄りでDAIVのロゴがあしらわれている

 本体周りのチェックをしよう。本体ボディーの素材には、マグネシウム合金を採用。明るめのシルバーでシンプルなデザインになっている。また、同社のDAIV 4Pシリーズを始めとしたモバイル系ノートパソコンに近いデザインコンセプトで、薄くかつ凹凸が少ないため、携帯性に優れている。

前後にはインターフェースはない

後方からはヒンジ部にスリットが垣間見える

底面はスリットが多め。ゴム足が意外にも低く収納時にも邪魔にならない

 サイズはおよそ幅353.7×奥行き245.3×高さ18.5mm、重量約1.65Kgと、むしろ少し前の15.6型ノートよりもコンパクトなくらいだ。ディスクリートGPU搭載で、しかもCore i9-12900HやRTX 3070 Tiといったハイエンドで発熱の高そうなパーツを搭載しながらも、厚み約18.5mmと薄いボディーに収め、さらにわずか1.65kgととても軽く仕上がっているのは、驚きだ。

 コンパクトでスリムな筐体だが、インターフェースは十分に用意されている。左右に集中していてUSB Type-Aが1基ずつ、Type-CとThunderbolt 4も振りわけられている。USB Type-CとThunderbolt 4はともにUSB PDに対応しており100WのUSB充電器からの充電もできる。

セキュリティーロック、USB 3.1(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、SDカードリーダー、ヘッドフォン出力が並ぶ

Thunderbolt 4端子、USB 3.0(Type-A)、HDMI端子、電源端子が並ぶ

 試用していて、左右どちらの端子でも充電できるのは使い勝手がいいと感じた。なお手元に100W対応のUSB充電器がなかったので確認できなかったが、USB PD充電時にはグラフィックス機能が制限される可能性があるようだ。とはいえ、外出時に荷物を減らせるのは移動が多い場合には便利だ。

 外部出力は、HDMI端子のほかにUSB Type-CとThunderbolt 4も対応しているため、本体をあわせると最大で4画面での運用が可能になっている。出先で使うだけでなく、パソコンデスクに拡張ディスプレーを用意すれば、メイン環境としても快適に作業できる。

 SDカードリーダーはフルサイズのSDカードが利用可能だ。最近は筐体を薄く軽くするとmicroSDカード専用になってしまう機種が多いだけに、しっかり普通のサイズのSDカードが利用できる点はうれしい。

 キーボードはテンキー付きだ。キーピッチ約19mm、キーストロークは約1.2mmとデスクトップ用の汎用キーボードと同等の操作感が得られる。キーの感触は、かっちりしている印象だ。若干硬めな感じだが重くはなく、適度な反発力があるので、入力操作はしやすい。

テンキー付き、日本語101配列のキーボード。白色のLEDバックライトが備わる

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