茨城の人気ラーメン店が「ラーメンWalker茨城2022」（発売中）の読者のために、限定麺を出す「プレミアム限定麺」シリーズ。「元気になれる一杯」をテーマに、6店舗がバトンをつないできたが、いよいよ最終回を迎える。大トリの2022年8月は、ラーメンWalkerグランプリ2021で茨城･新店1位に輝いた「中華そば 貴将」。水戸名物の納豆に、自慢のマー油と味噌ダレを組み合わせた新感覚のまぜそばで茨城を盛り上げる！
【2022年8月3日（水）・10日（水）・17日（水）・24日（水）・31日（水）開催】納豆×味噌×マー油の未知なるまぜそば！
「黒味噌納豆まぜそば（ミニ追い飯付き）」（900円） 撮影／岩堀和彦
「黒味噌納豆まぜそば（ミニ追い飯付き）」（900円）。1日20杯限定
今回考案したのは、黒味噌納豆まぜそば。茨城が全国に誇る名物・水戸納豆を使った一杯だ。
スープを使わないまぜそばの味の決め手となるのが、タレと香味油。ここに「貴将」らしさを出した。タレは店主の修業先「麺処 諭吉」（水戸市）から受け継いだ秘伝の白味噌、香味油には「貴将」の代名詞になっているマー油（焦がしニンニク油）を使用。コクのある北海道味噌にリンゴの甘味や唐辛子の辛味などを加えた白味噌、香ばしくパンチの効いたマー油、そしてネバネバの水戸納豆が混ざり合い、こってり濃厚な独特な味わいを構築する。
麺は自家製の中太ストレート。店内で毎朝打つ出来立てで、小麦のフレッシュな風味を実感できる。モチモチとした食感で、納豆×白味噌×マー油の個性的な味に負けない存在感を示す。さらに具も豪華。2種のチャーシューをはじめ、しっとりとした鶏そぼろ、卵黄、海苔、ニラなどで、それらをよくかき混ぜるとさまざまな味や食感が楽しめる。ミニ追い飯付きで、残ったタレまで余すところなく堪能。ボリュームも大満足の一杯だ。
水戸納豆が主役。誰もが知る健康食品で元気がみなぎる。白味噌とマー油と混ざり合い、どんな味になるかはお楽しみ 撮影／岩堀和彦
肩ロースのチャーシューも自信作。窯焼きでじっくり燻っていて、噛むほどに香ばしい肉の味が広がっていく 撮影／岩堀和彦
店主の鈴木貴博さんは、1998年生まれ。調理師学校在学中に、アルバイトをしていた「麺処 諭吉」でラーメンの魅力にハマり、学校を中退して正式に弟子入り。およそ1年半の修業で、スープや麺作りをしっかり身に付け、2020年1月に21歳の若さで地元･石岡市で独立を果たした。
修業先の味を受け継いだ白味噌らーめんやにぼとんつけ麺に加え、自らの個性を吹き込んだオリジナルの黒つけ麺などでたちまち人気に。限定メニューにも積極的に取り組み、ファンを飽きさせない。今回のプレミアム限定麺は「茨城の食材で元気にするというテーマを聞いて、水戸納豆が真っ先に浮かびました。まだまだ暑い日が続きますが、黒味噌納豆まぜそばを食べて、粘り強く元気になってください」（鈴木さん）。大トリを飾るにふさわしい、若手店主の意欲的な一杯をお見逃しなく！
店主の鈴木貴博さん。「納豆を使ったメニューは今回が初。自慢のマー油と修業先の白味噌とのコラボを楽しんでください！」 撮影／岩堀和彦
県道7号の旭台1丁目交差点のそば。30台収容の大型駐車場を備える 撮影／岩堀和彦
【実施日】2022年8月3日（水）・10日（水）・17日（水）・24日（水）・31日（水）開催。1日20杯限定
【中華そば 貴将】
住所：茨城県石岡市八軒台4-6
電話：非公開
時間：11時30分～14時30分、18時～21時（各LO）
休み：木曜
席数：30席（カウンター6、テーブル24）※禁煙
駐車場：30台（無料）
交通アクセス：JR石岡駅より車でおよそ8分
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker茨城2022」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください（1人1冊、電子版不可）
【ラーメンWalker茨城2022プレミアム限定麺参加店舗】
2021年12月「麺堂 稲葉 古河本店」（終了）、2022年2月「芛堂寺 ～いどうじ～」（終了）、3月「松屋製麺所」（終了）、5月「茨城豚そば 特龍本店」（終了）、6月「中華そば ひしお」（終了）、8月「中華そば 貴将」
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