AVIOT初のヘッドホンは、ピエール中野氏監修で平面振動板採用
先日発表された、AVIOT×ピエール中野コラボの平面磁気駆動型ヘッドホン「WA-Z1PNK」も会場で展示されていた。半開放型で、この夏~秋の発売を目標に開発中。価格は8万円程度になる見込みだ。有線・無線接続の両方に対応。Bluetooth接続時はLDACコーデックも利用できる。
ピエール中野氏監修のヘッドホン/イヤホン(ピアホン)は割合ドンシャリ傾向のものが多かったと思うが、この製品は平面振動板ということで、非常にフラットでワイドレンジな雰囲気の音作りになっていた。「音質特化型」モデルとして開発しているそうだが、低歪で超高域まで伸びる平面磁気駆動型ドライバーの特徴がよく生きた魅力的なサウンドを聞かせる製品になりそうだ。
外観に関しては試作機ということで最終ではないが、マットブラックのカラーリングを施した高剛性アルミハウジングの質感は高い。イヤーパッドも肉厚で装着感がよかった。