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Insta360がライカレンズをダブル搭載した新型アクションカメラ「ONE RS 1インチ360度版」を発売

2022年06月29日 08時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou)+ 編集●ASCII

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 Insta360 Japanは日本時間6月28日深夜、アクションカメラの新シリーズ「Insta360 ONE RS」の新機種「ONE RS 1インチ360度版」を発表した。

 1インチの大型センサーと、ライカレンズの組み合わせを2台搭載した、贅沢な360度アクションカメラである。

ONE R/RSの兄弟カメラだが
専用グリップユニットで撮影する

 Insta360 ONE Rおよびバージョンアップ版のONE RSは、ユニット型カメラで、レンズと撮像素子が組み込まれた「レンズ」(撮像部)と「コア」(記録部)を組み合わせて活用できるアクションカメラである。

Insta360 ONE Rはレンズ交換式のアクションカメラだ

 最新のRSで使える「レンズ」ユニットは3種類で、35ミリ換算16ミリF2.4レンズ+4800万画素の「4Kブーストレンズ」、7.2ミリF2.0レンズを表裏に2つ搭載した「360度レンズ」、14.4ミリF3.2でライカと共同開発した「1インチ広角レンズ」であった。

 今回発売となるのは、1インチの撮像素子+ライカレンズを表裏に2台組み合わせた「1インチ360度レンズ」を搭載した「カメラ」である。搭載するのは「SUPER SUMMICRON A 6mm F2.2 ASPH.」だ。

 グリップ型のボディに装着した標準品が「Insta360 ONE RS 1インチ 360度版」で11万8800円、ONE R/RSのコアを持っているユーザー向けの「アップグレードバンドル」が9万6600円である。こちらは、すでに持っている「コア」ユニットを装着して使うことができる。

 ただし、「1インチ360度レンズ」は、レンズ部のサイズの関係で、従来のONE R/RSには装着できないので注意しよう。あくまで、利用スタイルは今回のグリップ型でとなる。

 搭載するレンズは6.52ミリF2.2で、180度×2=360度の画角を持ち、写真解像度は6528×3264ドットとなる。

 動画解像度は
5888x2944ドット:30fps
6144x3072ドット:25/24fps
3840x1920ドット:30/25/24fps
3040x1520ドット:50fps
の4種類となる。

 ISOは写真・動画ともに100~3200で、シャッター速度は最高8000分の1秒である。

 グリップ付きのカメラとしてのサイズは53.2x49.5x129.3ミリで、重量は239グラム。連続撮影は6K30Pで62分間だ。

 撮影モードは写真がスタンダード、HDR、インターバル、スターラプス、バースト、PureShotで、動画はスタンダード、タイムラプス、タイムシフト、ループ録画ができるほか、ライブ配信は360度と、リフレームライブが可能だ。

 無線通信はBluetooth5.0とWI-Fi(5GHz・802.11ac)を搭載。マイクロSDカードスロットも持つ。

会議用の360度カメラとしても利用できるのはなかなかのアイデアだ

各種周辺機器も今後発売となる予定だ

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