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働く!おすすめ周辺機器レビュー 第20回

品薄&値上げラッシュの現在、「壊さず使い続ける」ことが何より重要だ

iPadをタフに保護する「RUGGED BLUETOOTH KEYBOARD with TRACKPAD」は買い!

2022年06月29日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

提供: 株式会社プリンストン

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屈強な保護ケースと液晶保護カバー兼スタンドを備えたキーボード

 「RUGGED BLUETOOTH KEYBOARD with TRACKPAD」(型番:UAG-BTKB-01-JP)は、幅195×厚さ30×高さ260mmのキーボード付きiPadケースで、重さは880g。10.2インチのiPad(第9/8/7世代)専用モデルとなっている。

 耐衝撃性能の高いiPadケースと組み合わせて使うことで、本体を落下などの衝撃から守りつつ、キーボードによる文字入力もこなせるというわけだ。しかもキーボード部にはトラックパッドを搭載しており、iPadを触らずにマルチタッチ操作が可能。指3本スライドでアプリの切り替え、指2本スライドでページのスクロールといった操作が画面に触れることなく実行できる。

 「UAG」といえば、この連載でも紹介してきたAirPods ProやApple Watchの耐衝撃ケースをはじめとする、ハードな外見に十分な保護機能を備える各種デバイス向けケースを送り出してきたブランドだ。

iPadをセットせずケースとキーボードを合体させた状態

 「RUGGED BLUETOOTH KEYBOARD with TRACKPAD」も頼もしいスペックで、約2.4m・落下方向26方向の耐衝撃テストを課す「MIL-STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」をクリアしている。このテストはアメリカ国防総省が定めた、米軍採用品に対する試験法規格。まあとにかく丈夫、ということだ。ただし耐衝撃機能はケースのみが該当し、キーボードは含まないのでそこのところは注意していただきたい。

 キーボードは日本語配列の78キーを採用しており、iPadの画面部分を保護するカバーと一体化している。Apple系デバイスのキーボードに慣れ親しんでいれば違和感なく打てるだろう。なお、キーボードとiPadとはBluetoothで接続する。

キーボード部分はカバー兼スタンドが一体化されている設計

iPadケース単体の背面。強度を維持するための立体構造が見える

 キーボードとケースは磁石で固定されているので、自由に取り外しできる。つまり、ケースで保護されたiPadだけを持ち運べるわけだ。なおケースのサイド部分にはペンシルホルダーが装備されている。

バックライトの輝度は3段階に調整可能。これは最も暗い状態

中間の明るさ

最も明るい状態

 ノートパソコンのように使う場合は、キーボードに付随するカバーをスタンドに変型させ、カバー装着済みのiPadを立てかけるようにして配置する。「立てかける」と書いたが、先ほど触れたように磁石で吸着しているので、固定感は強い。スタンドの角度は4段階で調整できる。

 キーボードはバッテリー駆動で、内蔵バッテリーの充電はUSB Type-C。キーボードは最大2台までのマルチペアリングに対応する。なお、別のデバイスとペアリングする場合はキーボード上のファンクションキーから切り替えられる。それらを含め「ホーム画面表示」「音量の変更」「再生/一時停止」「スキップ」「ミュート」など13種のファンクションキーが装備されている。

キーボードは充電式。脇にUSB Type-C端子が見える

充電用のType-Cケーブルが付属する

紙のマニュアルが付属。セッティング手順や基本機能をすぐに確認できる

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