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Adobe Photoshop・Lightroom Classic向けプラグインスイートに新バージョン「Nik Collection 5」が登場

2022年06月15日 22時00分更新

文● ASCII

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 Nik Collectionは6月15日、大幅にアップグレードした新バージョン「Nik Collection 5」をリリースした。

 「Nik Collection」はAdobe PhotoshopおよびLightroom Classic向けのプラグインスイート。最新バージョンでは人気の高い8つのプラグインを備えるほか、モヤ削減の新ツールと忠実に再現された29種類のクラシカルなカラーフィルムを表現できるグレイン・エフェクトも追加。

 8つのプラグインは独立したアプリケーションとしても使用でき、300以上のプリセットを使用してイメージする結果をすぐに反映できる。また、直観的なスライダーとDxO独自のU-Pointテクノロジーを使用した部分調整でディテールの微調整が可能。

 色の強調や調整をパワフルに実行できるツール「Nik Color Efex」と、ヴィンテージ写真のような効果を再現できる独自性の高いプラグイン「Nik Analog Efex」の新バージョンでは、ユーザーインターフェースはゼロから再設計し、「Nik Silver Efex」と「Nik Viveza」の最新バージョンと同じ感覚で扱えるようになった。多様なプリセットにもアクセスしやすくなり、オリジナルの設定の編集および保存ツールも改良。

 マスクを使わなくても直観的で効率的に部分的な変更ができる部分調整ツールU Pointテクノロジーは、Nik Color EfexとNik Analog Efexにて進化し、コントロールポイントは名前を変更できるようになって管理しやすくしている。コントロールポイントをプリセットの一部として保存することもできるほか、「輝度」「クロミナンス」の2つの色選択スライダーが追加され、より細かい部分修正ができるようになった。インターフェースも更新され、コントロールポイントを簡単に直接作成し編集可能としている。

 Nik Color Efexは、DxO PhotoLab 5から受け継いだClearViewテクノロジーが追加され写真のモヤを簡単に削除できるようになり、モヤや霧、煙、大気汚染をスマートに削減。DxOの専用ラボで新しく作成された29種類のクラシカルなカラーフィルムを再現するグレイン・エフェクトが追加され、アナログ時代を愛するフォトグラファーに新しい選択肢を提供する。

 Nik Perspective Efexでは、4300以上の新しいカメラとレンズの組み合わせが追加され、7万以上のカメラとレンズの組み合わせで幾何学的ディストーションを自動で補正できるようになった。

 Nik Collection 5(Windows版およびmacOS版) は1万6500円で、DxOのウェブサイトからダウンロード購入可能。Nik Collection 4ユーザーであれば、アカウントにログインして8900円でアップグレードできる。また、Nik Collection 5の全機能を試用できる1ヵ月無料体験版も用意される。

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