ソニーは6月10日、「BRAVIA XR」シリーズに新パネル(QD-OLED)採用の有機ELテレビやMini LEDバックライト搭載の液晶テレビの新機種などを加えた、全8シリーズ28機種の4K有機EL・液晶テレビを発表。7月より順次発売する。
液晶テレビでは85V型や75V型の大画面の機種を追加したほか、有機ELテレビではコンパクトな42V型を新たに加えるなど各シリーズのラインアップを拡充。BRAVIA XRは、認知特性プロセッサー「XR」により、自然で美しい映像と立体的で臨場感のある音を提供する。また、Google TV機能やスマホとの連携機能のほか、ゲームや映画に最適な画質モードを搭載。さまざまなコンテンツに対応する。
4K有機ELテレビ「A95K」シリーズは、RGB(赤・緑・青)がそれぞれ独立して発色する新たな有機ELパネル(QD-OLED)を採用。4K液晶テレビ「X95K」シリーズは、液晶パネルのバックライトにMini LEDを搭載しており、従来よりも小さく数が多いLED光源を独自のLED制御技術で精密に制御し、高コントラストに描き出すという。
全28機種が、新開発の「BRAVIA CAM(ブラビアカム)」に対応。画面の上部に装着するカメラによってテレビを見る人の位置を認識することで画面の明るさや音声の左右のバランスなどを自動調整し、視聴環境にあわせて映像と音声を最適化。また、音量調整や電源オフなどが可能なジェスチャーコントロール機能や、遠方の家族や友人とテレビ画面を通して会話ができるビデオチャット機能などにも対応する予定。
ラインアップおよび実売価格
・4K有機ELテレビ BRAVIA XR
A95Kシリーズ(QD-OLED採用モデル)
65V型「XRJ-65A95K」 66万円前後
55V型「XRJ-55A95K」 47万3000円前後
A80Kシリーズ
77V型「XRJ-77A80K」 77万円前後
65V型「XRJ-65A80K」 50万6000円前後
55V型「XRJ-55A80K」 37万4000円前後
A90Kシリーズ
48V型「XRJ-48A90K」 31万9000円前後
42V型「XRJ-42A90K」 30万8000円前後
・4K液晶テレビ BRAVIA XR
X95Kシリーズ(Mini LED)
85V型「XRJ-85X95K」 93万5000円前後
75V型「XRJ-75X95K」 79万2000円前後
65V型「XRJ-65X95K」 52万8000円前後
X90Kシリーズ
85V型「XRJ-85X90K」 50万6000円前後
75V型「XRJ-75X90K」 40万7000円前後
65V型「XRJ-65X90K」 30万8000円前後
55V型「XRJ-55X90K」 27万5000円前後
50V型「XRJ-50X90K」 20万9000円前後
4K液晶テレビ
X85Kシリーズ
55V型「KJ-55X85K」 20万9000円前後
50V型「KJ-50X85K」 18万7000円前後
43V型「KJ-43X85K」 17万6000円前後
X80Kシリーズ
75V型「KJ-75X80K」 28万6000円前後
65V型「KJ-65X80K」 22万円前後
55V型「KJ-55X80K」 18万2000円前後
50V型「KJ-50X80K」 15万4000円前後
43V型「KJ-43X80K」 13万8000円前後
X80WKシリーズ
75V型「KJ-75X80WK」 26万4000円前後
65V型「KJ-65X80WK」 19万8000円前後
55V型「KJ-55X80WK」 17万1000円前後
50V型「KJ-50X80WK」 14万3000円前後
43V型「KJ-43X80WK」 12万7000円前後
・BRAVIA CAM(ブラビアカム)
CMU-BC1 2万4000円前後