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D1グランプリ2022 TOYO TIRES密着レポート! 第1回

D1の2022シーズン開幕! TOYO TIRESは新車でランキング1位2位独占!

2022年05月29日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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6年ぶりの富士大会は好成績で

川端選手(中央左)と藤野選手(中央右)

 6年ぶりとなる富士スピードウェイでの開催。コースは100Rコーナーから30Rのヘアピンで行なわれました。大会は土曜日に単走決勝と追走のベスト16戦まで、日曜日にベスト8戦から決勝まで、という変則スケジュール。これは日曜日にモーターファンフェスタというイベントを実施するための処置ゆえのこと。以前D1は土曜日単走、日曜日追走トーナメント決勝というスケジュールでしたので、そのフォーマットに戻ったといえるでしょう。ちなみに次戦は土日ともに単走と追走が行なわれます。

スロットルトラブルの修理に追われるチームメカニック

 午前中に練習走行が行なわれたのですが、藤野選手のマシンにスロットル関係でトラブルが発生。練習走行がほぼほぼ走れない、まさにぶっつけ本番のような状態になってしまいました。

川畑選手

富士山をバックに走る川畑選手

 まずはAグループの川畑選手から。1本目は最後だけちょっと角度が浅くなってしまったものの96.6と高得点。そして2本目は点数を伸ばして97.05点として、グループ2位を獲得。早々に追走トーナメント進出を決めます。

藤野選手

藤野選手

 不安を抱える藤野選手はCグループからの出走。1本目はミスをして94.55。ですが2本目に綺麗なラインで97.35を出してトップ。結果、藤野選手がGR86のデビューウィンを飾りました。

藤野選手

 「単走が走れないのが何よりもマズいので、スタッフに大丈夫? と尋ねたら、大丈夫大丈夫と。そこは信頼ができるスタッフですので、ちゃんと直してくれました」ということで走ったのだとか。「最初に川畑君が走ってくれて、そこでそこそこの点数が出ていて。自分もこれは予選落ちしたらかっこ悪いゾというプレッシャーはありましたね。1本目のミスはゾーン1を外してしまって。これも走れなかったことからなのですが、実はギア比も変えていて。2本目に修正してうまくいきましたね」と笑顔で語りました。川畑選手は総合4位。これも見事な結果です。

グリッドウォークが今回から復活!

ピットを見るファンたち

 追走トーナメント前に、グリッドウォークがありました。昨年までは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止していたのですが、今回から復活。選手と一緒に記念撮影をする姿をあちらこちらで見かけました。これはオープンピットでも一緒。「少しづつ日常が戻ってきたように思いますね。(マスクも取れて)はやく元に戻るようになるといいと思います」とうれしそう。昨年まで川畑選手はどこかピリピリとしたものがあったのですが、今年は雰囲気が違って、「楽しもう」をスローガンにしているとのこと。ファンとの交流を楽しまれている姿が印象的でした。それは藤野選手にも当てはまりそうで、こちらも終始笑顔。

TOYO TIRESの物販ブース

ボックスTシャツ(3800円)

 そんな2人を応援するグッズにも新作が用意されていました。まずはボックスTシャツ(3800円)。シンプルながらも小粋なデザインに仕上げられています。

バックパック(1万2000円)

 そしてバックパック(1万2000円)。まるで自転車便のような大きなバッグで、観戦時に必要な水やタオルなどを一式入れても、まだ入りそうな容量があります。プーマのロゴもカッコいいです!

ラバーキーホルダー(各800円)

 小さなラバーキーホルダー(800円)も新作。こちらはメーカーロゴをあしらったもので、白文字に青の縁取りと、青文字に白の縁取りの2種類あります。さり気なくてイイですね。

PROXES TR1

PROXES TR1を履いた86

PROXES TR1のトレッド

 新作グッズ紹介をしたところで、安西さんと山本さんから「コレも新作なんですよ」との声が。何かと思えばタイヤ! 「PROXES TR1です! これは選手が使っているR888Rほどではないですけれど、スポーティーな走りを楽しみたい方に向けた新作です! 非対称パターンがカッコいいですよね!」とのこと。オシャレは足元からです。

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