仕事で使ってみたいAndroidマシン
はじめに挙げた要素を振り返ってみよう。<LAVIE Tab T12>の完成度は必要十分で、競合するモデルと比較してもトップクラスの品質の高さを備えている。OSに関しては工夫が必要だが、対応はできる。テレワークでのオーディオビジュアル性能は、このジャンルの製品として満点に近い。
やはりビジネス利用時のネックになり得るのはOSにAndroidを採用している点で、どちらかというと、ビジネス用途のみを想定するよりも、プライベート利用と(可能な範囲での)ビジネス利用が1台で実現すると考えた方がよさそうだ。メインのラップトップPCやデスクトップPCは用意しつつ、外出先や、リビングでさっと済ませたいが、スマートフォンで作業するには心許ない諸々を埋めてくれる存在と捉えると、<LAVIE Tab T12>を活用する幅は広がるだろう。
| <LAVIE Tab T12(T1295/DAS)> 主なスペック | |
|---|---|
| CPU | Qualcomm Snapdragon 870 3.2GHz(1コア)+2.42GHz(3コア)+1.8GHz(4コア)(計8コア) |
| メモリー | 8GB |
| ストレージ | 256GB |
| ディスプレー | 12.6型(2560×1600ドット、有機EL、静電容量式タッチパネル) |
| インターフェース | USB Type-C、microSDカードスロット |
| サウンド機能 | JBL製Quadスピーカー、ステレオマイク |
| 通信規格 | 無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5 |
| 内蔵カメラ | フロント:約800万画素、CMOSカメラ、固定フォーカス リア:約500万画素、広角CMOSカメラ、固定フォーカス+有効画素数約1300万画素、CMOSカメラ、オートフォーカス |
| バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
| 本体サイズ | 約285.6(W)×184.5(D)×5.6(H)mm |
| 重量 | 約565g |
| OS | Android 11 |















