クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、Hondaの「N-ONE」についてレポートしていきたいと思います。N-ONEといえば、クリクリお目々でコロンとしたフォルムが愛らしく、幅広い年齢層に人気の車。一方で、ナンバー付きのN-ONEを使ったワンメイクレース「N-ONE OWNER'S CUP」が開催されるなど、本格的な走りを楽しみたい人にもオススメの車でもあります。そんなN-ONEに2週間試乗したので、良かった点&悪かった点をお伝えしていきます。購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください!
Honda N-ONEってこんなクルマ
N-ONEは、ノーマルの「original」、大人で高級感溢れる「premium」、スポーティーで本格的な走りを楽しめる「RS」の3グレードに分かれています。外装・内装デザインは明確にキャラクターわけしてあり、走りについては試乗したRSがほかのグレードとはまったく違うスポーティーな乗り味になっています。とはいえ、基本的なコンセプトは同じで、実用的で快適な車内空間やコンパクトで運転しやすいサイズ感など、全グレードが日常使いにはピッタリとなっています。
Honda「N-ONE RS(MT)」の主なスペック | |
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サイズ | 全長3395×全幅1475×全高1545mm |
ホイールベース | 2520mm |
車重 | 840kg |
エンジン | 660cc 水冷直列3気筒 |
最大出力 | 64PS(47kW)/6000rpm |
最大トルク | 104N・m(10.6kgf・m)/2600rpm |
車両価格 | 199万9800円(税込) |
それでは、細かくチェックしていきましょ~!
N-ONEのオススメポイント その1
軽快な走行性能
RSグレードは、走りを楽しみたいという人にぜひオススメしたいです。ほかのグレードとは、走りはまったく別物! 走り出し&加速がスムーズで、ブォーンっと音をたてて加速していくのが面白くて、ついついアクセルを踏んでしまいます(法廷速度は守りましょう)。6速MTに試乗したのですが、シフトレバーも握りやすく、小回りが効くのでゴーカートのような軽快な走りを楽しめます。カーブは、左右に揺れず地面に吸い付くように曲がってくれるので、車内の横揺れも少なく怖くありません。他社になりますが、SUZUKI「スイフトスポーツ」に乗り味が似ていると思いました。どちらも本格的な走りを楽しめますが、N-ONEの方が、スイフトスポーツよりもピーキーではないので、初めてMTに乗るという方はコチラの方が良いのかもしれません。
N-ONEのオススメポイント その2
小柄ながら広い居住性
小さくてコロンとした見た目とは裏腹に、車内は広々していて過ごしやすかったです。シートも厚くて弾力があるので、長時間座っていても疲れませんでした。