デルは4月27日、freeeが、情報漏えいを防止するPC環境として、カスタマーサポートを担当するスタッフ向けに「Dell Latitude 5400 Chromebook Enterprise」を採用し、セキュアな業務環境を実現している導入事例を発表した。
freeeのカスタマーサポートではセキュアな環境構築を目的として、部署の設立と同時にサポート要員の端末にChromebookを採用し、個々の端末にローカルデータを残さず社外へのデータの持ち出しを防ぐセキュアな環境を実現している。
Chromebookの採用により、ユーザーは情報漏えいリスクに気を使わずに安心して業務を行なえることや、起動スピードの速さなどから使いやすいという点が好評を得ていたが、既存のメーカーから希望する要件を満たすスペックの機種が提供されなくなったことをきっかけに、リプレースを検討。
そこでfreeeは“Dell Latitude 5400 Chromebook Enterprise”をおよそ180台導入。
スペック要件を満たすことや端末と一緒にChrome Enterprise Upgradeのライセンスを同時に購入できること、またCPU、メインメモリー、ストレージなどのカスタマイズが可能な端末であることが選定理由になったとしている。
なお、リプレースしてから一度も故障がなく安定して稼働しているとし、来期には、さらに100台の導入を予定。カスタマーサポートだけでなく、他部署の社員も社内外で使うようになることを視野に入れているとしている。