今年もやってきたkintone hive! まずはfukuoka 2022レポート
2022年のkintone hiveもリアル参加が楽しい!「ざつだんブース」や「kintoneライト」をチェック
2022年04月20日 10時00分更新
2022年の今年もkintone hiveの季節がやって来た。kintone hiveはkintoneのユーザー事例を共有しあうイベントで、2015年から開催されている。トップバッターの福岡は、今回で7回目。会場はおなじみ、Zepp福岡だ。感染防止対策をばっちり行なった上でのリアル開催(オンラインでも開催)なので、早速突撃。今回はkintone hiveリアル会場の楽しみ方をレポートしよう。
気軽に相談できる「ざつだんブース」が新設されたkintone hive
今年のkintone hiveのリアル会場ではいろいろな試みが行われていた。まず、入り口でステッカーシールが配布されていた。初心者マークの「YOCHI YOCHI」、ハートマークの「TOKO TOKO」、スターマークの「NORI NORI」の3パターンあり、自分のkintoneの活用度を表している。自己申告で好きなステッカーをもらい、見えるところに貼り付け、「あ、kintone使い始めたばかりなんですね」とか「NORI NORIで使いこなしているんですね」とコミュニケーションのきっかけにして欲しいとのこと。
kintone hiveは特に交流時間が設けられているわけではないが、開場から開始までの30分間やセッションの合間にある20分間×3回の休憩時間、終了後と自由になる時間が意外とあるのだ。
会場の後方に新たに設置された「ざつだんブース」にはkintone関連のパンフレットが並んでおり、自由に手にすることができる。このパンフレットはkintone活用のヒントになるので、一見の価値あり。まだ見たことがない人は、次に機会があったらぜひもらっておくことをお勧めする。
ブースにはkintoneエバンジェリストの久米純矢さんが立っているではないか。kintone Cafe福岡などで、2014年からエバンジェリストとして活動している方で、なんと、気軽にkintoneの悩みを聞いてもらえるという。
わざわざサポートに問い合わせるほどの内容ではないとか、他のkintoneユーザーがどうしているのか、といった雑談ができるのだ。ステッカーを貼っていれば、スムーズに会話に入れるのもありがたい。休憩時間の度に人が集り、盛り上がっていた。
久米さんだけでなく、他にもサイボウズ社員が何人もおり、もちろん気軽に相談できる。短時間ながらも悩んでいたことが解決できたという人が何人もいたという。
その隣には、kintoneコミュニティのブースがあり、キンスキ松井さんたちが、コミュニティの魅力を発信していた。有志によるkintoneの勉強会コミュニティ「kintone Cafe」やユーザーコミュニティ「キンコミ(kintone user community)」、2000人以上が参加するFacebookグループ「kintone活用研究会」などが紹介されていた。
イベント中はTwitterにハッシュタグ「#kintonehive」を付けてツイートすれば、kintone hive交流掲示板に表示されるようになっている。Twitterアカウントなしでも投稿できるComntlyというサービスを利用できるので、誰でも参加できるのが面白い。
観客のリアクションを光で示す「kintoneライト」
リアル会場でのみもらえるノベルティは「kintoneライト」。スイッチを入れるとkintoneのロゴが黄色く光るアイテムだ。これは、コロナ禍で観客は応援の大声を出せないので、ライトを光らせて応援しようというもの。とてもよい取り組みだと思う。
筆者は撮影しているので、ライトはほとんど点けられなかったのだが、会場を見ても光らせている人は少なかった。登壇者は観客のリアクションがないと話しづらいもの。マスクをしたうえ無言だとなおさらだ。「面白い」「ためになる」「へー!」といった感覚でライトを光らせれば、登壇者も勇気づけられて、プレゼンに力が入るかもしれない。以降の会場でも配布されるので、ぜひ活用して欲しい。
イベント後にアンケートに回答すると、帰りがけに「kintone hiveキーポップふせん」と「きとみちゃんオリジナル絆創膏セット」がもらえる。こちらはオンライン参加の人ももらうことが可能だ。
2020年、2021年はオンライン開催だったが、待望のリアル開催は気分が上がる。コロナ禍はまだ終わっていないものの、席の間隔を取ったり、声を出さないといった対策を行なっており、安心してkintone hiveを楽しめた。
2022年は4月14日の福岡を皮切りに、4月27日が大阪、5月31日が名古屋、6月16日が札幌、6月30日が仙台、7月21日が東京となる。中でも札幌は初開催なので、特に注目したい。
kintone hiveに興味を持っているということは、kintoneを導入して業務改善をしたい、もしくはkintoneの活用を推進したいと考えているはず。それにはkintoneに加えて、kintone愛や情熱も必要になる。kintone hiveのリアル会場ではそんな熱量を感じることができるので、可能な人は足を運んでみてはいかがだろうか。
申し込みはkintone hive 2022のウェブサイトから!