7年ぶりのタブレット
「Galaxy Tab S8+」「Galaxy Tab S8 Ultra」
スマートフォンに続き発表されたのがタブレット「Galaxy Tab S8+」である。Galaxyたぶれっととしては、実に7年ぶりに投入される新製品とのこと。Wi-Fiモデルとなりキャリア契約不要で購入できる。
Galaxy Tab S8+はGalaxy S22シリーズと同じSnapdragon 8 Gen 1を搭載するハイパフォーマンスなタブレットだ。手書きが自由にできるSペンにも対応、また周辺機器や他のGalaxyシリーズと連携できる総合的なエコシステムを提供する。12.4型ディスプレーはSuper AMOLEDで表示が美しく動画視聴も快適にできる。スピーカーは4つ搭載、AKGチューニングに加えドルビーアトモスにも対応。バッテリーは10090mAhで45W急速充電にも対応した。
エコシステムの例として、Galaxy S22 Ultraとの連携が説明された。ドローアプリ「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」や「Galaxy Notes」では、Galaxy S22 Ultraをカラーパレットとして使い、Galaxy Tab S8+の画面に自在な書き込みができる。タブレット側にパレットを開かなくて良いため、タブレットの大画面を有効利用できるわけだ。
このようにエンターテイメントやクリエイティブツールとしてもすぐれた機能を持つGalaxy Tab S8+であるが、ビジネス用途にも最適なタブレットだ。メモリー8GB、ストレージ128GB、microSDカード1TB対応と余裕のメモリ環境をもっており、複数アプリの動作も問題ない。またDeXモードを起動すると、タブレット画面がマルチウィンドウやタスクバーを持つPCに似た表示となる。別売の取り外し可能なキーボード付きカバーやBluetoothキーボード、マウスなどをつなぐことでノートPCのような作業環境を得られるのだ。
Galaxy Tab S8+の予約期間は4月7~20日、4月21日に発売される。予約特典はキーボードカバー(英語版)で4月21日から5月31日が応募期間となる。販路はAmazon.co.jp、ヨドバシカメラOnline、ビッグカメラOnline、Galaxy Harajukuだ。
さてSIMフリーモデルのGalaxy M23 5Gが投入されたこともあり、Galaxy独自の保証サービス「Galaxy Care」も4月21日からサービスが開始される。スマートフォンの故障や破損時、1年に1回「手ごろな値段で」新品同様品に本体を交換してくれるという。サービス加入には購入後3週間以内にオンラインで登録が必要だ。料金は現時点では発表されていない。
そして最後にサプライズで発表となったモデルが「Galaxy Tab S8 Ultra」である。Galaxy Tab S8+よりさらに大きい14.6型ディスプレーを搭載したモデルで、キーボードを装着すればノートPCと変わらぬ大きさ・作業環境が手に入るだろう。詳細情報は未定で、追って発表される予定とのことだ。