Silent-Master NEO Z690/D4をベンチマーク
高負荷時でもCPU温度は62度!性能を犠牲にしないCore i5-12400&RTX 3060の超静音PC
2022年04月07日 11時00分更新
FF14なら4Kでも遊べる性能!?
定番検証では期待通りの性能を発揮
CPUはCore i5-12400、GPUはGeForce RTX 3060ということで、ゲーミングPCの構成としてはミドルクラスと言える。とはいえ、重量級の最新ゲームタイトルでもフルHD(1920×1080ドット)なら不満なく遊べるだけの実力を備える。もちろん、レイトレーシング(DXR)にも対応し、リアルな描写も楽しめる。また、軽量なゲームであれば、4K(3840×2160ドット)でも遊べるポテンシャルを持っている。
性能面で気になる点は、やはりゲームで重要となるグラフィックス性能だ。というわけで、まずは定番ベンチマーク「3DMark」でテスト。まずはDirectX 12ベースのデフォルトテスト「Time Spy」の結果から見てみよう。
スコアーは8869とスペック上、期待通りの結果。フレームレートの目安となる「Estimated game performance」でも、FPSゲーム「Battlefield V」(2560×1440ドット、Ultra設定)で85fps以上描画できるという評価になっていた。多くのゲームがWQHDの高画質設定で楽しめそうだ。
ほかのテスト結果も下記にまとめたので、性能比較の参考にしてほしい。
続いて、人気MMORPGのマップとキャラクターを使ったベンチマークソフト、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)を試してみよう。こちらはDirectX 11を使用した軽めのベンチマークとなるため、解像度を4K、画質を「最高品質」、表示を「フルスクリーン」に設定した。
さすがに軽めのゲームとはいえ、4K解像度では厳しいシーンが多いようでスコアーは7369。評価は最高評価から3段階下の「やや快適」だった。公式の説明では、「標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。」というレベルだ。もう少し詳しい情報をレポート出力機能で見てみると、平均フレームレートが50.2fps、最低フレームレートは31fpsとなっていた。
MMORPGでは30fps以上出ていればプレイに支障がないため、4Kでも十分遊べるレベルにあることがわかる。ただし、これはあくまでベンチマークの結果。実際のゲームではマップや表示キャラクター数によって描画負荷が大きく左右されるため、シーンによってはカクツキが発生することもあるだろう。気になる場合は、WQHDに解像度を下げてみよう。間違いなく快適にプレイできるはずだ。