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<LAVIE NEXTREME Carbon>の使い勝手やパフォーマンスをチェック!

1kgを切る軽量&堅牢ボディを実現、快適性能も魅力的な14.0型モバイルノートPC<LAVIE NEXTREME Carbon>

2022年05月12日 11時00分更新

文● 山口優 編集●市川/ASCII

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リモートでもオフィスでも快適に仕事できる性能を搭載

 <LAVIE NEXTREME Carbon>は、CPUに4コア/8スレッドの第11世代インテル Core i7-1195G7またはCore i5-1155G7プロセッサーを採用している。グラフィックスはCPU内蔵のインテルIris Xeグラフィックスで、メモリは8GBまたは16GB(いずれもデュアルチャネル)、ストレージは512GBのSSD(PCIe)という構成。今回試用したモデルは、CPUにCore i7-1195G7、メモリは16GB搭載されていた。

CPUは第11世代インテルCore i7-1195G7を搭載

 いったい、どのくらいのパフォーマンスなのだろうか? そこで実際にベンチマークソフトで性能をチェックしてみることにした。

 まずは「CINEBENCH R23」でCPUの性能をテストしてみたところ、マルチコアが3793pts、シングルコアが1396ptsとなった。 Core i7-1195G7の性能を考えるともう少しスコアが伸びても良さそうな気がするが、普段使いには十分すぎる性能ではある。とくに実際にアプリを使用する際に影響するシングルスレッド性能は1400前後とかなり高いので、Officeなどのビジネスアプリも快適に動作することが期待できる。

CINEBENCH R23の結果

 続いて、PCの総合的な性能をチェックするためベンチマークソフト「PCMark 10」を実施してみたところ、次のようになった。

「PCMark 10」スコア
総合スコア 5097
Essentials 10232
Productivity 7125
Digital Content Creation 4929

「PCMark 10」の結果

 快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも大きく上回っている。ビデオ会議やOfficeアプリを使った文書作成はもちろん、写真編集などクリエイティブ系の作業もある程度快適に行える性能を持っていることがわかる。

 次に、「3DMark」でグラフィックス性能をチェックしてみた。

「3DMark」スコア
テスト 総合スコア グラフィックススコア
Time Spy 1531 1394
Fire Strike 4152 4674
Night Raid 13563 17530

「3DMark Time Spy」の結果

「3DMark Fire Strike」の結果

「3DMark Night Raid」の結果

 インテルIris Xeグラフィックスだけあって、CPU内蔵のグラフィックスとしてはパフォーマンスが高め。GPUを利用するグラフィックソフトなども快適に使用できそう。軽めのゲームなら十分楽しめるはずだ。

 そこで、ゲーム系のベンチマークテストも試してみた。今回は、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」と「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を使用している。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1920×1080 14599 すごく快適
標準品質 1920×1080 12935 すごく快適
最高品質 1920×1080 11540 すごく快適

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」の結果

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」
解像度 品質 スコア 評価
1920×1080 標準品質 6400 やや快適
1920×1080 高品質 4883 普通
1920×1080 最高品質 3597 設定変更を推奨

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークの結果

 『ドラゴンクエストX』くらいの軽いゲームなら十分快適にプレイできるのがわかる。DirectX 11ベースの『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』でも、解像度や品質を妥協すればそこそこ快適にプレイできそうだ。

 ストレージは、リード6900MB/sのSamsung Electronics製SSD(PCIe4.0x4)が搭載されていた。「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、ほぼ公称通りの性能。OSの起動やアプリの立ち上がり、スリープからの復帰、データの読み書きのいずれも非常に高速でサクサク動作した。これなら、急ぎでPC内のデータを取り出したいという場合や、隙間時間にメールチェックだけしたいという場合でも、あまり待たされず、ノンストレスで使用できそうだ。

「CrystalDiskMark」の結果

 バッテリーはJEITA 2.0で約24時間という長時間駆動が可能。実際にLAVIEかんたん設定でECOモードにし、Wi-Fi経由で4KのWeb動画をフルスクリーンでストリーミング再生し続けたところ、9時間15分駆動した。公称値には届かなかったものの、常時Wi-Fi経由で容量の大きな動画データを受信している状態でこれだけ持てば普段使いには十分ではある。

ACアダプタは65W出力のものが付属していた

柔軟な働き方に対応できる高性能なモバイルノートPC

 14.0型ディスプレイを搭載しながら、カーボン素材の採用などで1kgを切る軽量ボディを実現した<LAVIE NEXTREME Carbon>。リモートワークに役立つ機能が数多く搭載されており、昨今のハイブリッドワークなどの新しい働き方にも柔軟に対応できるのが魅力的だ。

 直販サイトでは5Gに対応したワイヤレスWAN機能を選ぶことも可能なので、出先や移動中に高速なモバイルデータ通信を使用したい場合はカスタマイズモデルを検討してみるのもよいだろう。このほかバックライトキーボードやThunderboltの有無、バッテリー容量などもカスタマイズ可能なので、ぜひ自分の用途や利用シーンに合わせて最適な1台に仕上げてみてほしい。

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