シチズンでは、はじめからwena 3と時計のヘッド部分をセットしたモデルを販売しているほか、シチズン独自パーツを用いることで、アテッサの対応可能モデルにwena 3を装着することができる
シチズンのIoTプラットフォーム「Riiiver」にも対応するwena 3搭載モデル
シチズンのスマートウォッチには独自のIoTプラットフォーム「Riiiver（リィイバー）」と連携するオリジナルの機能もある。wena 3搭載モデルもまた、ユーザーがiOS/Android対応のモバイルアプリ「Riiiver」を経由して様々な「iiidea（アィイデア）」と呼ばれる機能をスマートウォッチに追加できる。
wena 3搭載モデルの場合は「本体のボタン」と、有機ELディスプレーに配置される「ホームアイコン」のタップ操作、またはユーザーが指定した条件などをトリガーにしてiiideaが発動する。iiideaを動かしたことにより得られる情報などは、wena 3のディスプレーに文字で表示されるので、直感的な操作ができることも特長だ。
自分好みにカスタマイズできるのが、iiideaの魅力。降水確率も「知りたい場所と時間」の指定ができる
iiideaで「できること」は天気や降水確率の表示のほか、Riiiverのプラットフォームに対応するスマート家電の操作など多岐に及ぶ。一般的な腕時計だと思い店頭で触り、その結果、シチズンのスマートウォッチを選ぶ方も少なくないようだ。親盛氏に「注目を集める人気のiiidea」を聞いた。
Riiiverの「iiidea」を活用することで、スマホを取り出さずにバックル部分のwena 3から定型メッセージをLINEに送信することも可能だ
「やはり多くの皆様が実用性の高い機能として、LINE連携に関心を持たれます。スマートフォン標準のメッセージアプリだけでなく、LINEのメッセージを確認したり、あらかじめ設定しておいた定型文を送信するところまで、スマートウォッチを使って簡単にできることを知り、驚かれる方が大勢いらっしゃいます」（親盛氏）
wena 3搭載モデルに興味を持つ方の中には元からガジェット好きな方も多くいることから、既に自宅に導入しているスマート家電がRiiiverのIoTプラットフォームに対応している場合、「スマートウォッチで動かせる」ことの斬新さもアピールポイントになっている。
加えてwena 3の基本機能として、ペアリングしたスマホの通知を受けたり、Suicaによる電子マネーが使えることもまた「初めてのスマートウォッチ」にCITIZEN COLLECTION wena 3 搭載モデルを選ぶ方々の背中を押す大事な要素となるようだ。
