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新生活に向けて見直したいインターネットのセキュリティとは?

2022年03月18日 09時00分更新

文● せきゅラボ編集部

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環境が変わることで生まれやすいリスクに注意

 この春から新生活を始める人も少なくないだろう。新生活で気をつけたいセキュリティのリスクは、環境が変わることに起因するものが多い。

 世界的に情勢は大きく変動しており、それに乗じたサイバー犯罪も増えている。経済産業省も「昨今の情勢を踏まえ」サイバー攻撃へのリスクを警戒してほしいというリリースを出している(昨今の情勢を踏まえたサイバーセキュリティ対策の強化について注意喚起を行います(METI/経済産業省))。

 そのような時勢の中、生活の環境が変わることで、セキュリティ対策が充実していない自宅での仕事や、個人所有のデバイスの利用などが増えると、サイバー犯罪やセキュリティインシデントなどのリスクを抱え込むようになってしまう可能性がある。

 また、家庭内で使っているデジタルデバイスの増加、あるいは買い替えなどが生まれる点にも注意したい。PCやスマホはもちろんのこと、ルーターやIoTデバイスのセキュリティにも注意しなくてはいけない。

 なお、自粛生活や在宅勤務が続いている中、ネットやSNSを眺めていると、不安を煽るようなニュースも流れてくることもある。安易に情報に飛びつかないのはもちろんのこと、それらと距離を置いてもよい。外出しづらい状況であるからこそ、精神を可能な範囲で健やかに保つのも重要だ。

 新生活のセキュリティは、環境が変わる、ということを念頭に置いて、サイバー犯罪などに対策していくことが重要だ。

プライペートも業務もよく見直しておきたい

 新生活に向けて、まず見直したいのがPCとスマートフォンのセキュリティだ。悪意のあるソフトウェアの被害に遭うことを警戒するのはもちろんのこと、OSやアプリをダウンロードしたあとも、そのままにせず、アップデートを忘れないようにすること。

 また、パスワードの使い回しは避けよう。生態認証、多要素認証などのテクノロジーを取り入れたパスワードソリューションをあわせて利用するのも手だ。ログインの際に、電話番号(SMS)などによる認証も必要になる「2段階認証」(ログイン認証)などを設定しておきたい。

 自宅などでIoTデバイスを利用する際は、デバイス名やWi-Fiパスワードをデフォルトから変更する、最新のパッチなどを適用するなど、プライバシーを保護するための対策を欠かさないようにしたい。

 業務の場合はどうだろうか。企業は組織内でサイバーセキュリティやプライバシー保護に関するガイダンスを採用しているもの。在宅勤務に際しては、それらのポリシーがどのように摘要するかを確認する必要があるといえる。

 どのようなデバイスが使用可能なのか、どのようなクラウドサービスを利用するかどうかなどを、事前にすり合わせておくことで、混乱も防げる。また、こまめに連絡、確認することがセキュリティの見直しにも繋がる。

 もちろん、信頼できるセキュリティ ソリューションを、PCやスマートフォンにインストールしておくのは大前提といえる。

 今回はMcAfee Blogから「一人ひとりが力を合わせ、より良いインターネット環境を築くには」を紹介しよう。(せきゅラボ)

※以下はMcAfee Blogからの転載となります。

一人ひとりが力を合わせ、より良いインターネット環境を築くには:McAfee Blog

インターネットがなければ、私たちは現在のような生活を送っていなかったでしょう。インターネットの普及に伴い、私たちはいつでも簡単に、多くの情報に目を向けることができるようになりました。けれども、これだけ多くの人がインターネットにアクセスできるようになると、瞬く間に噂が拡散されたり、サイバー攻撃が起こったり、誤情報の発生源になる可能性があることを念頭に置いておくことが重要です。マカフィーは、ご家族全員をオンライン上のリスクから安全に保護するために尽力しています。オンライン学習からオンライン環境の保護に至るまで、誰もがより良いインターネット環境を利用できるように一緒に取り組んでいきましょう。このSafer Internet Day (セーファーインターネットデー) にちなんで、様々な皆様へのアドバイスをご紹介します。

保護者の方へ

家族でインターネットを利用している場合は、家族がそれぞれどのデバイス (家庭内のIoTデバイス、スマートフォン、タブレットなど) に接続しているか、オンラインでどのようなやり取りをしているかについて注意を払うことが重要になります。もしかすると息子は熱狂的なゲーマーかもしれません。10代のお子様はソーシャルメディアの有名人で、Twitterへの投稿やTikTokの自動再生を利用しているかもしれません。保護者であるあなたは、お子様や愛する家族の良き手本となる上で、重要な役割を担っています。したがって、責任を持ってインターネットの使用方法を教えることが大切です。マカフィーより、ご家族がオンライン環境を安全に利用するためのヒントをご紹介します。

・必要に応じて、保護者機能をセットアップする: お子様のデバイスは、お子様が外の世界とつながりを持つ上で重要な役割を果たします。一方で、このデバイスによって、SNSによるいじめ、犯罪、危険な行動、自己像の葛藤にさらされる可能性もあります。お子様が宿題やその他の家庭での役割を無視するようになったり、オンラインで必要以上に情報を共有していたり、言い争うことなくデバイスを引き渡すことができなくなったりした場合は、保護者機能のセットアップを検討するとよいでしょう。

・お子様がソーシャルメディアの利用において健全な習慣を築けるようにする: ソーシャルメディアを含め、過剰な閲覧行為はお子様に害をもたらす恐れがあります。ソーシャルメディアの過剰な閲覧行為が原因でお子様の利用時間が増加している場合は、デバイスの利用時間に制限を設けたり、利用時間が長すぎることによる影響についてお子様に説明したりするなど、お子様に新しい習慣を身に付けさせるようにしましょう。

・オンラインアカウントを保護するためのベストプラクティスを家族に教える: 強力なパスワードと多要素認証を使用すると、家族のインターネット利用がより良いものとなり、一般的なオンラインの脅威から安全に保護することができます

大学生の方へ

学生が教育を受ける上でインターネット環境が必要となった現代において、インターネットに安全に接続することが重要になります。安全な接続を確保することで、セキュリティ上の問題が学位取得の妨げになるのを防ぐことができます。大学生の方は、以下に示すヒントに従って、ハイブリッド環境や遠隔学習環境で安全を確保してください。

・大学のWi-Fiネットワークに接続する場合には、VPNを使用する: VPNを使用することで、侵入を試みるハッカーを防ぐことができます。VPNは情報を暗号化またはスクランブルしながらデータの送受信を行うため、他人があなたの情報を読み取ることはできません。またVPNは、ハッカーがあなたのWi-Fiに接続している他のデバイスにアクセスするのを阻止します。

・暗号化されたオンライン会議ツールを選択する: 現在検討中のビデオ会議ツールは、エンドツーエンドの暗号化を使用しているでしょうか。この場合、安全な会議コンテンツを復号化できるのは会議の参加者のみです。また、ビデオ会議のプログラムに記載されているプライバシーポリシーを読み、安全性が高く、自分のニーズに適したものを選択するようにしてください。

社会人の方へ

業界を問わず、仕事でインターネットを利用することは多いでしょう。レストランの従業員であればオンラインPOSシステムを使用し、銀行の窓口であれば顧客のオンラインアカウントにアクセスする必要があります。1日の大半をインターネット上で過ごすため、サイバー攻撃を受けることなく業務を進められるように、常にインターネットの安全性に関するベストプラクティスを念頭に置いておくことが重要になります。どのような職種であっても、以下に示すヒントに従うことで、オンラインでの安全を確保し、安心して職務を行うことができます。

・従業員や企業を標的にしたフィッシング詐欺に注意する: ハッカーは、企業の機密データにアクセスするために、従業員を標的にしたフィッシング詐欺を行うことがよくあります。アカウントへのログイン、支払い、個人情報の確認、不審なリンクへのクリックなど、直ちに対応を求めるメール、SMS、電話を受けた場合は、フィッシング詐欺である可能性があります。そのような場合は、不審なメッセージのスクリーンショットを会社のITチームに送信し、確認を依頼してからメッセージを削除しましょう。不審なメッセージは絶対に転送しないでください。

個人用デバイスとビジネス用デバイスを区別する: 各デバイスに使用するテクノロジーを含め、個人用デバイスとビジネス用デバイスを区別するようにします。家族と会社のデバイスを共有することは避けましょう。特にお子様の場合、ビジネスにおけるセキュリティ対策を把握していません。また、個人用アカウントと会社用アカウントを区別し、個人用のチャネルで情報を共有することがないようにします。

企業ポリシーおよび基準を遵守する: ファイルの共有、ドキュメントの保存、その他のオンラインでのコミュニケーションに関して、会社のポリシーと機密保持契約を理解するようにしてください。厳格なセキュリティ基準に準拠した会社承認のクラウドアプリケーションを使用し、セキュリティで保護されていない手段で会社の機密情報を誤って公開しないようにご注意ください。また、この方法は、ビデオ会議ソフトウェアを使用する場合にも適用できます。不正なハッカーによる盗聴に備えて、ビデオ会議プラットフォームやメッセージング機能を介して共有される機密情報の量を制限しましょう。

エンターテインメント好きな方へ

夢を見ることができれば、それはストリーミングすることができます。これほど多くのメディアが身近に存在する中で、サイバー犯罪者は話題のコンテンツを狙っていることが多いと認識する必要があります。たとえば、サイバー犯罪者は、人気のあるテレビ番組や映画に焦点を当てて、ユーザーが疑いを抱くことなく不審なダウンロードをクリックするのを待っています。近年、ストリーミングの人気が非常に高まっているため、消費者はオンラインストリーミングプラットフォーム (Spotify、Netflix、Huluなど) の安全性を優先する必要があります。ここでは、ストリーミング中に保護状態を確保する方法をご紹介します。

・クリックするものに注意を払う: 信頼できるソースから直接エンターテインメントコンテンツにアクセスするよう注意してください。マルウェアが含まれている可能性のあるWebサイトから「無料」版をダウンロードするのではなく、コンテンツを提供しているストリーミングサイトに登録するか、信頼できるWebサイトから映画をダウンロードすることが最も安全な方法です。

・違法なストリーミングサイトは使用しないようにする: 違法なストリーミングサイトの多くは、海賊版のビデオファイルを装ったマルウェアやアドウェアで溢れています。お使いのデバイスには、信頼できる情報源から番組をストリーミングすることをお勧めします。

モバイルヘビーユーザーの方へ

テクノロジーの進歩に伴い、私たちはどこにでもデバイスを持ち運ぶことで得られる多くのメリットを当たり前のように感じています。たとえば、モバイルバンキングアプリを使用して自宅から小切手を預け入れたり、携帯電話の車両位置情報サービスを使用して、自分が駐車した場所を思い出させたりすることができます。ここでは、外出先で保護状態を維持する方法をご紹介します。

・モバイルセキュリティソリューションを使用する: マカフィー モバイル セキュリティなどの信頼性の高いソリューションで、ポケットサイズのデジタルライフを安全に保護しましょう。不正なリンクやWebサイト、第三者による不正行為、フィッシング詐欺から積極的に保護します。また、VPNに安全に接続することができ、デバイスを定期的にスキャンして不審なプログラムを検出できます。

マカフィーのサイバーセーフティアンバサダーを務めるAlex Merton-McCannは次のように言っています。「インターネットが私たちの日々の生活に非常に多くのメリットをもたらしたことは間違いありません」「正直なところ、インターネットのない生活など想像することができません。けれども、私たちがその多くのメリットを利用し続けるには、インターネットという場所を、私たち全員が安全で楽しめる場所にする責任があります。そのために、#playitfaironlineで、デジタルライフが私たち全員にとって安全で楽しいものになるように、オンラインではお互いに敬意を払い、親切にするよう努めていきましょう」

ソーシャルメディアで#SaferInternetDayや#SID2022のハッシュタグをチェックして、ぜひ会話に参加してください。

※本記事はアスキーとマカフィーのコラボレーションサイト「せきゅラボ」への掲載用に過去のMcAfee Blogの人気エントリーを編集して紹介する記事です。

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