パナソニックi-PROセンシングソリューションズは3月10日、AIプロセッサー搭載のスタンダードモデル「S シリーズ」の一環として、新型AIマルチセンサーカメラを発表した。
本製品は衝撃や悪天候にも耐えられる目立ちにくい業界最薄とするボディーに、解像度4Kまたは4メガピクセルの高精細センサーを最大4つ搭載し、一台で広範囲の撮影領域をカバーできる。
またカメラ本体には、人や車を検知して画質を自動的にコントロールし、先進的な映像分析が可能なAIプロセッサーを搭載。目的に応じて多様なAI分析アプリをインストールでき、監視能力をカスタマイズできるという。
さらに、すべてのモデルで暗い環境でも撮影できる赤外線LED照明を搭載するほか、映像データの安全性と完全性を確保するために、業界最先端のFIPS 140-2 level 3の暗号化技術を採用。これにより、撮影された映像はカメラ内部で暗号化されてシステムに送信可能となっている。
日本国内向けには5月から発売する。本製品の詳細なスペックに関してはこちらを参照。