ぷらっとホームは3月8日、ネットワーク・サーバー「EasyBlocksシリーズ」の新ラインアップ、「EasyBlocks DDN1」を発表した。3月中旬より出荷を開始する。
EasyBlocks DDN1は、企業がハードウェア追加でネットワークに新機能を導入できるアプライアンス製品、EasyBlocksシリーズの新製品で、DHCPサーバー、DNSサーバー、NTPサーバーの3機能が一体となった製品。ネットワーク構築に必須のDHCPやDNSサーバー機能に加え、各ネットワーク機器の時間同期に必要なNTPサーバー機能が1台にまとまっており、まとめて管理・運用できる。
本体にウェブUIを装備し、収集したログの閲覧や、IPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどを、コマンドを使うことなく、ウェブブラウザー上で管理できる。
ハードウェアは20年以上販売している同社マイクロサーバー「OpenBlocksシリーズ」と同様に手のひらサイズでコンパクト。また、ファンやスピンドルなどの回転部品を使用せず、堅牢で故障しにくい設計もOpenBlocksシリーズの設計思想を踏襲しているという。
リモートで保守管理できるサービス AirManage 2の1年間利用権が付属する。遠隔地からの設定変更・アップデート指示等をセキュアな通信で実行できる。また、設定変更時に3世代前までの設定が自動的にバックアップされ、問題発生時の設定復旧などが迅速に行なえるという。VPNがないネットワークでも本サービスを使って外部からEasyBlocksの操作が可能。
本体の価格はオープンプライスで、実売価格は14万8000円前後の見込み。サポートサービス(2年目以降)は1年ごとに1万6800円。拡張サービスとしてオンサイト交換(1年ごとに7万9800円~)、カスタムプリセット(2万1230円~)、設置・設定(8万3710円~)も用意される。