防水機能をアップした屋外対応AIカメラでなにができる?!「AI Camera NOW」3月16日に開催

大谷イビサ 編集●ASCII

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 現場のデジタル化を実現するAIカメラの最新動向と事例がわかるイベント「AI Camera NOW」(ソラコム主催)の4回目が3月16日(水)に開催される。今回は発表されたばかりの屋外対応AIカメラ「S+ Camera WP」の解説に加え、大阪なんば駅「なんばパークス」、「なんばCITY」にて使用している混雑検知ソリューションなどの事例紹介、S+ Cameraトライアル ワークショップも行なわれる。

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防水機能が向上した新AIカメラ「S+ Camera WP」登場!

 AIカメラとは、既存の監視カメラにインテリジェントなAI機能を搭載したもの。在庫を数えたり、通行状況を把握したり、計測器のメーターを見たり、生産品の仕上がりを調べたりといった従来は人間がやっていた作業をAIカメラが行なうことで、さまざまな業務改善やイノベーションにつなげることができる。

 ソラコムは、2019年から電源をつなぐだけで使えるAIカメラ「S+ Camera」を展開している。S+ CameraはAIカメラにセルラー通信機能を標準搭載することで、設定変更やAIアルゴリズムの更新をリモートから行なえる。防水モデルや専用のオプションレンズのほか、顔・マスク検出、数字や文字の読み取り、物体検出などさまざまなサンプルアルゴリズムを無償で利用できる。

 そして、2月24日に発表された「S+ Camera WP」は屋外向けのAIカメラで、防水性能IP66に対応する。これは「強風による粉塵が内部に入らず、豪雨でも浸水の恐れがない」という性能を表しており、防水だけでなく防塵性能もある。また、夜間の屋外撮影にも対応しており、さまざまな用途で活用できそうだ。

防水機能を高めたS+ Camera WP

 3月16日に開催される「AI Camera NOW」は、ソラコム S+ Cameraプロダクトマネージャ 五十嵐 健氏とカスタマーリライアビリティエンジニア加納 峻佑氏が、このS+ Camera WPについて設置から使い方までわかりやすく解説。また、ユーザー事例として、アプリズム取締役 事業統括本部勝連 貴一郎氏が、大阪なんば駅の「なんばパークス」での混雑度計測ソリューションでの活用方法を解説する。

 さらに、実際にAIカメラに興味を持ち、S+ Cameraを使ってみたい!という人に向けては、個別相談会(事前申込制・希望者のみ)がWeb会議経由で行なわれる。さらに東京に設置されているS+ CameraをWebブラウザから操作する無料トライアルを、講師の説明とともに体験するできるワークショップも実施される(要SORACOMアカウント)。リモートから画像を確認する「シンプルな画像取得」、紙や電光掲示板といったアナログ情報をデジタル化できる「文字読み取り(OCR)」、カメラが捉えた人数をカウントできる「滞在人数カウント」の3つの基本的な使い方を体験できるという。

 イベントは2022年3月16日(水)15:00~16:30で開催。オンラインで行なわれ、参加は無料。ふるってご参加いただきたい。

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