松本典子の「はじめよう!Azure Logic Apps/Power Automateでノーコード/ローコード」 第11回
画像を送信すると含まれる文字をAI Builderが書き起こして返信してくれるボット
ノーコード+AI BuilderでLINEボットを作ってみよう《ワークフロー作成編》
2022年02月22日 08時00分更新
こんにちは、Microsoft MVP(Azure / Business Applications)の松本典子です。前回の第10回に引き続き、メッセージアプリのLINEとPower Automateが連携して自動処理を行うLINEボットのワークフローを、ノーコードで作成する方法を説明していきます。
事前準備については、前回の「ノーコード+AI BuilderでLINEボットを作ってみよう《事前準備編》」を参考にしてください。また、ワークフローの作成時にはPower Automateポータルと共にLINE Developersコンソールにもログインしておきます。
0. LINEチャネルアクセストークンの発行
まずはLINE Developersコンソールにログインして作業を始めます。
タブを「Messaging API設定」に切り替え、一番下までスクロールします。
チャネルアクセストークンの発行を行います。初めは空欄になっていますが、「発行」ボタンをクリックすると文字列が表示されます。このトークン文字列を、のちほどPower Automateのワークフロー内で利用します。
1. Power Autoamteでワークフローを作成
前回も紹介しましたが、本稿で作成するワークフローの全体図はこのような形になります。
このワークフローでは、以下の処理を行っています。
- LINEで送信した写真をPower Automateで受信
- AI Builderの「事前構築済みAIモデル」で画像を分析
- 結果をLINEにリプライメッセージとして送信
それでは実際にワークフローを作成していきましょう。
Power Automateポータルを開いて左メニューの「作成」をクリックし、「自動化したクラウドフロー」をクリックします。
「自動化したクラウドフロー」ウィンドウが開くので、ここでは「スキップ」をクリックします。


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