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【先行レビュー】スカーゲン新スマートウォッチ「Falster Gen 6」洗練を極めたデザインと小気味よい操作性

2022年01月08日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Google Playストアからアプリをダウンロード&インストールして使い勝手をカスタマイズできる

Wear OSの特徴を活かしきったユーザーインターフェース

 Wear OSを搭載する最新のスマートウォッチとして、Falster Gen 6でどんなことができるのか確認していこう。

 まずベーシックなところでは、BluetoothでペアリングしたAndroidやiPhoneに着信した通話に本機で応答したり、スマホに届いたアプリやサービスからの通知をスマートウォッチの画面上で確認できる。

 フォッシル・グループのメインブランド「フォッシル」は単体でセルラー通信が利用できるスマートウォッチをアメリカで展開しているが、Falster Gen 6が対応する無線通信機能は、Wi-FiとBluetooth、およびNFCだ。NFC機能を搭載してはいるものの、Google Payによるタッチ決済には日本国内はまだ対応していない。GPS機能は内蔵している。

 画面の視認性が高く、指でタップ・スワイプした操作に対するレスポンスはとても小気味よい。ホーム画面を左右にスワイプして切り換える「タイル」の機能に何を選ぶか、ウォッチの「設定」アプリから選ぶこともできるが、スマホのWear OSアプリなら縦にリスト表示されるのでより見やすい。

Android版Wear OSアプリの画面。Falster Gen 6をペアリングすると自動的に本機に合わせたメニュー画面が表示される。「タイル」機能の設定はスマホから行うと楽に整えることができた

 Falster Gen 6はGoogle Playストアが使える。例えば好みのウォッチフェイスやアプリをダウンロードして、ホーム画面や機能を自分の好みに合わせてカスタマイズできる。

メッセージやメールの簡単な本文の返信にソフトウェアキーボードが使えるところも魅力的だ

 Wear OSの機能として、Googleアシスタントによる音声操作か、またはGboardのソフトウェアキーボードを使ってテキストをタイピングできる。小さなキーボードをスムーズにタイピングできるようになるまで少し慣れる必要もあったが、音声入力よりも意図した文字が正確に打てるところがソフトウェアキーボードの魅力だ。ソフトウェアキーボードの日本語対応がまだできていないApple Watchに対する、Wear OS系スマートウォッチの目下の強みだ。

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