超美麗OLEDとRyzen 5000シリーズ搭載で仕事も動画視聴も快適!
軽量・薄型・高耐久の14型ノートPCのAMD Ryzen搭載モデル<Yoga Slim 760 Carbon>実機レビュー
2022年03月01日 14時00分更新
色域が広く高精細なOLEDを搭載
<Yoga Slim 760 Carbon>の特徴のひとつに、有機ELディスプレイ(OLED)の採用が挙げられる。画面サイズは14.0インチで、解像度は2.8K(2,880×1,800ピクセル)と非常に高精細。一般的なノートPCがアスペクト比16:9のディスプレイを採用しているのに対し本機は16:10で縦の情報量が少し多くなっているため、Web閲覧やビジネス文書作成、画像編集などは一覧性が高まってかなり作業しやすく感じた。
OLEDだけあって発色は非常にきれいで、深みのある黒から極彩色までリアルに再現される。色域も広く、デジタルシネマの標準規格であるDCI-P3を100%カバーしている。またリフレッシュレートも通常より高い90Hzに対応しており、カーソルの動きやページのスクロールなどがとても滑らか。最大輝度も400nitと明るくDolby Visionに対応しているため、HDRコンテンツを再現することもできる。
実際にさまざまな静止画、動画を表示してみたが、液晶ディスプレイと比べて1枚ベールをはいだようなクリアさが印象的だった。空や水などもよりリアルで、奥行きや立体感が際立つためその場にいるような臨場感を味わうことができた。
ちなみに今回試した量販店モデルの場合、ディスプレイは10点マルチタッチに対応しており、指で直接触れて操作することもできる。また、ディスプレイを180度まで開くことも可能。対面相手と画面を一緒に見ながら打ち合わせする際などに便利そうだ。
このほか、ディスプレイの上部にはWindows Helloの顔認証に使えるIRカメラと720pの動画撮影ができるWebカメラも内蔵されている。事前に顔を登録しておけば、ディスプレイを開いた際に電源オンから顔認証によるロック解除までを自動で行うこともでき、使い勝手に優れるのも魅力的なポイントだ。
キーボードはキートップ下辺がカーブしたレノボ特有のもの。キーストロークは浅めだがキーピッチは十分あり、打鍵音が比較的静かなため、長時間使用時もストレスが少なく疲れにくい印象だった。タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプで操作スペースが広いため、スクロールやジェスチャーはやりやすく感じた。



















