バンドのバックル部分に“スマート”な機能を詰め込んだソニーの「wena 3」は、スマートウォッチ市場ではユニークな存在だ。多数のヘッドを選択できることや、対応する電子マネーが多いといった特徴から、好んで利用しているユーザーも多いことだろう。
同機で利用できる交通系電子マネーには、「Suica」のほか「楽天Edy」や「iD」、「QUICPay」も含まれる。プリペイド型の電子マネーをチャージする際には、Suicaでは「Google Pay」を、それ以外では「おサイフリンク」アプリを利用する形となる。例えば、クレジットカードでSuicaをチャージしたい場合、Google Payに登録したカードで決済をする。
一方、Suicaが定期券の購入には対応していなかったり、オートチャージに未対応だったりするなどの注意点もいくつか存在する。例えば、残高を常に確認していないと、例えば、買い物や移動の際に残高が少なくなっていても気づかなかった場合に、うっかり改札を通れないことも出てくるだろう。
そんな「うっかりミス」を予防してくれるテクニックのひとつとして、今回は「Riiiver」機能を活用した残高アラートの設定手順を紹介したい。「Riiiver(リィイバー)」はシチズン時計が展開しているIoTプラットフォームサービスで、wena 3は2021年9月のアップデートでRiiiverに対応した。
なお、シチズン時計とwena 3がコラボした製品「CITIZEN COLLECTION wena 3 搭載モデル」については、こちらの記事「ソニー「wena 3」とシチズン「Riiiver」がついに融合!アプリ新機能を徹底チェック」にてすでに紹介済みだ。同機の特徴やRiiiverを交えた初期設定方法については、こちらの記事を参照してほしい。