最近のオススメは店頭で相談もできるワイモバやUQ
特典の大きな格安SIMや3大キャリアの選択もあり
筆者の回線状況は以上だが、2021年11月時点で、周りの人に相談された場合の回答を想定しておこう。店頭で契約できることを考えると、Y!mobileやUQ mobileを取り扱っているソフトバンクやauのショップに行って相談するのがよいと答えていることが多い。その際は前述の条件をまとめておけばいいだろう。
特にY!mobileはYahoo!系サービスやPayPayでの優遇が手厚く、しかも家族で契約すると2回線目以降が大きく安くなる。UQ mobileは電気の契約を「auでんき」にするか、対応固定回線とのセットで大きく料金が下がる。電気の契約も選び方次第で使い勝手や費用が大きく変わるので、こちらも慎重に検討したいところだが、その結果としてauでんきで問題ないならUQ mobileの割引は魅力的だ。
また、契約やSIMの差し替え、設定まで自分でなんとかできる人で、月20GB程度の通信量が必要なら、ahamoのコスパは非常に高い。月3GBで問題ないなら、LINEMOのミニプラン(月990円)は非常に魅力的。さらに、端末購入時の優遇を考えると特典の多いMVNOの格安SIMや3大キャリアも悪くないといったことを伝えている。
このうち、オンラインでネット申し込みができる回線であっても、店頭ではさらに好条件だったりすることもある。選ぶ際はできることなら家電量販店などにも足を運んだ上でしっかり比較検討したい。
また、さらに別の理由があればほかの回線も広くすすめている。やはり人によってニーズや環境は異なるので、絶対的に優れた回線も劣った回線も存在しないからだ。
回線次第で支出は大きく変わる
そしてサービスが変われば適した回線も変わる
2021年11月現在の状況を説明してみたが、筆者の回線も、人に勧める回線も流動的だ。またしばらくして新しいサービスや料金プランが登場すれば、すぐに乗り換えるかもしれないし、新サービスが登場しなくても自分の利用状況が変われば回線も変わる。もちろん、人に相談された場合のオススメ回線も変わってくる。
月20GBで2000円台のプランが今春に相次いで登場したが、秋にはpovo2.0のように完全オプション制のプランも現われ、ここ数ヵ月の間にも選択肢が大きく変わっている。また、大きな変化があれば、オススメSIMをまとめる予定だ。
この連載の記事
-
第270回
スマホ
今、1万円台~5万円で買えるスマホはどれを選ぶ?【2024年末版】 -
第269回
スマホ
今の楽天モバイルってどうなってる? メイン回線で使える? 速度低下はどう? -
第268回
スマホ
ahamo/UQ/LINEMO、約3000円で30GBの料金プランが並んだが、さてどれがいい? -
第267回
スマホ
2万円切りで4G通信&実は通話も可なタブレット「Redmi Pad SE 8.7 4G」を使った -
第266回
スマホ
最新のiPhone 16が1年間はたった月3円!? まだある、安くiPhoneを使う方法 -
第265回
スマホ
2回線以上で安くなる、1人で複数回線持ちに適した格安SIMはどれ? -
第264回
スマホ
「月280円~」のHISモバイル新プランを契約して試した! 最安での利用は難しいが、月7GBで割安だ -
第263回
スマホ
SIMだけ契約がブーム!? スマホは買い換えずにSIMだけの乗り換えでトクする方法を考える -
第262回
スマホ
夏休みも後半! 8月のギガが足りないときに今すぐ解決する方法 -
第261回
スマホ
元祖携帯電話のモトローラ この夏に良コスパのスマホを多数リリースだが、筆者が買ったのはコレ -
第260回
スマホ
条件次第で“最安”をうたうLINEMOの新プラン「ベストプラン」って、実際どうなのか調べた - この連載の一覧へ