ワークスモバイルジャパンは11月24日、新潟県三条市が「LINE WORKS」を全庁に導入(1000ユーザー)したと発表した。
同市では、庁内コミュニケーションを円滑にし、各課がすぐに連携できる環境を構築するため、運用管理が容易なクラウドサービスかつグループウェア機能を備えたチャットツールの導入を検討していた。
LINE WORKSはコミュニケーションツールでありながら、スケジュール共有などの多彩な機能があり、グループウェアとしても活用できる点などが評価され、今回導入されたという。
導入にあたっては、職員およそ920名と関連施設や各課の公用スマホにLINE WORKS IDを配布。これにより各課の速やかな連携を可能にし、カレンダー機能や掲示板機能の活用により業務効率化を実現したという。
また導入効果としては、LINE WORKSを災害時の連絡ツールとして活用し、5分以内に既読にならない職員にだけ電話連絡を行なうスキームへと変更することで、安否確認にかかる時間を短縮し、防災活動に注力できるような体制の構築を実現。
そのほかにも、医療機関との連絡用のLINE WORKSアカウントを作成し運用することで、ワクチン接種に関する医療機関とのスムーズな連携を実現したという。