Ryzen 5 5600X採用で21万円台、「Apex Legends」はフルHDで常時200fps以上!
コンパクトでもWQHDゲームプレイやレイトレもOK! 当日出荷対応ですぐ遊べるRTX 3060 Ti搭載ゲーミングPC「ZEFT R25SOP」
2021年11月16日 13時00分更新
手頃な価格で高性能、かつ当日出荷(注文時間やカスタマイズによっては翌日出荷)に対応しているパソコンショップSEVENの「ZEFT R26SOP」。CPUに「Ryzen 5 5600X」を、GPUに「GeForce RTX 3060 Ti」を採用しており、快適なゲームプレイが期待できる。
では、ZEFT R26SOPは、ゲームでどの程度のフレームレートを発揮するのだろうか。実際にゲームをプレイし、ZEFT R26SOPの性能をチェックしていこう。
ZEFT R25SOP
https://pc-seven.co.jp/spc/14503.html
21万9780円(11月15日現在、標準構成の場合)
ZEFT R25SOP スペック | ||
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 5600X(3.7~4.6Hz)、6コア/12スレッド | |
CPUクーラー | サイズ「虎徹 MarkII」 | |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Ti | |
PCケース | Thermaltake Versa H17 | |
マザーボード | ASRock B550M Pro4(AMD B550チップセット) | |
メモリー | Crucial製16GBメモリー(DDR4-3200 8GB×2) | |
ストレージ | 500GB M.2 SSD(Western Digital WD Blue SN550、NVMe) | |
内蔵ドライブ | ASUS DRW-24D5MT(DVDスーパーマルチドライブ) | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、Wi-Fi 6+Blutooth 5.0 | |
電源ユニット | 750W(80PLUS GOLD認証取得) | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
2560×1440ドットでも快適なプレイを実現
Apex LegendsはフルHDで常時200fps以上
まずは、定番のベンチマークツール「3DMark」(Version 2.20.7274)の結果からだ。Fire Strikeは、テスト解像度が1920×1080ドットのFire Strike“無印”で2万4000台と、非常に高いスコアを発揮。
Fire Strike ExtremeやFire Strike Ultraでは解像度が高くなるため、スコアが低下するものの、フルHDであればかなり優秀なパフォーマンスが期待できそうだ。一方、DirectX 12のテストとなるTime Spyでは、テスト解像度が3840×2160ドットのTime Spy Extremeでスコアを落としてしまうものの、それでもTime Spy“無印”で1万以上のスコアを叩き出している。ZEFT R26SOPは、DirectX 12対応ゲームでも、快適なプレイが見込めそうだ。
では、実際にゲームではどうなのか、「バイオハザード ヴィレッジ」の結果をみてみよう。ここでは、オプションのグラフィックス自動設定から「レイトレーシング」を選択してゲームをプレイ。その間のフレームレートを「CapFrameX」(Version 1.6.5)で取得。また、最小フレームレートに代わり、全体の1%のデータとなる1パーセンタイルフレームレートを利用し、以降、「Minimum(1%)」と表記することをここで断っておく。
さて、テスト結果だが、ZEFT R26SOPは1920×1080ドットでMinimum(1%)が100fpsを超えるという非常に高いフレームレートを発揮。3840×2160ドットにもなるとMinimum(1%)は60fpsを割ってしまうものの、プレイアブルなフレームレートといっていい。ZEFT R26SOPは、レイトレーシングを有効にしても、4K解像度で遊べるというのはかなりインパクトが大きい。
続いて「Apex Legends」でもチェック、オプションから描画負荷が最大となるように設定してゲームをプレイし、その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で計測した。ZEFT R26SOPは、3840×2160ドットでも最小フレームレートが60fpsを大きく上回っており、快適なプレイを実現している。
ただし、FPSでは1フレームでも多く描画してほかの人より有利に立ち回ることがトレンドになっており、それを踏まえるとZEFT R26SOPは、最小フレームレートが144fpsを超える2560×1440ドットが実用的な選択となるだろう。さらに、1920×1080ドットであれば、常時200fpsを超えるフレームレートを実現しており、コアなゲーマーでも満足できるパフォーマンスといえよう。
さらに「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果に移ろう。ここでは、描画負荷が最大となる「最高品質」に指定してベンチマークを実行しているが、スクウェア・エニックの指標ではスコア1万5000以上が最高評価とされている。それを踏まえると、ZEFT R26SOPは2560×1440ドットでそれを満たしている。
3840×2160ドットでも1万近いスコアを発揮し、その指標で「快適」とされるため、とりあえずプレイはできそうだが、より快適なプレイを望むのであれば2560×1440ドット以下の解像度がよさそうだ。
では、ゲーム以外のパフォーマンスも確認しておこう。まずは、システム全体のパフォーマンスがみてとれる「PCMark 10」(Version 2.1.2525)からだが、ここでは無料版でも利用できるPCMark 10“無印”のテストを実行している。
総合スコアは6500強とまずまずだが、スコアの詳細をみると、Digital Content Creationが1万に迫るスコアを発揮している。Digital Content Creationは、フォトレタッチや動画編集といったコンテンツ制作のパフォーマンスを見るテストグループで、ZEFT R26SOPはゲーム以外にもこういった用途でも高い性能が期待できるというわけだ。
そこで、「FFmpeg」を用いた動画のトランスコード性能をみてみたい。ここでは、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」をプレイした解像度が1920×180ドット、フォーマットがMotionJPEGの7分弱の動画ファイルを用意。
これを、FFmpegを用いてH.264/AVCとH.265/HEVCへとトランスコードし、作業が終了するまでの時間を計測した。すると、ZEFT R26SOPは前者が15分弱、後者が33分弱の時間を要した。Ryzen 5 5600Xの6コア12スレッドを活かし、十分実用的な時間内で収まっているといえる。
最後に「CrystalDiskMark」(Version 8.0.4)でストレージの性能も確認しておこう。ZEFT R26SOPは、シーケンシャルアクセスでリードが最大2500MB/秒弱、ライトが最大1800MB/秒強と良好な転送速度を発揮。ランダムアクセスでも、リードが最大500MB/秒ほど、ライトが最大330MB/秒弱と十分な性能を残しており、ストレージ性能も満足のいく結果だ。
この性能で22万6560円はコスパ良好
高性能で当日出荷に対応と申し分なし
以上のテスト結果から明らかなとおり、ZEFT R26SOPのパフォーマンスは良好だ。さすがに3840×2160ドットは荷が重いものの、2560×1440ドットであれば高いフレームレートを発揮している。とくに1920×1080ドットであれば、コアなゲーマーでも満足がいくパフォーマンスを叩き出している点は評価できよう。
それでいて、ZEFT R26SOPの価格は、今回の構成で21万9780円(11月15日現在)とお買い得感は申し分ない。さらに、当日出荷にも対応し、場所にもよるが最短で注文した翌日にゲームが遊べるというのは、かなり魅力的だ。ZEFT R26SOPは、これからゲームを始めようと考えている人にオススメできる1台であることは間違いない。