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柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第101回

6社のブースで注目の新製品や新機能を聞いてきた

幕張メッセで「サイボウズデイズ2021」開催! 注目ブースを突撃取材

2021年11月04日 10時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●大谷イビサ

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 2021年11月1~2日、幕張メッセで「サイボウズデイズ」が開催された。kintoneなどの製品に関わる40以上のセッションと70を超えるブースを体感できる総合イベントだ。今年のテーマは「LOVE YOUR CHAOS」。めまぐるしく変わる混沌の中、変化の波を乗りこなす柔軟さを追求する思いを込めたという。今回は初日のブースを回ってきたので、レポートを紹介しよう。

今年もサーカス感満載だったCybozu Days 2021

「新製品見たくない?」(トヨクモ)

 まずは「フォームブリッジ」や「kViewer」「プリントクリエイター」などの連携サービスが大人気なトヨクモブース。これらのサービスを紹介するパネルの端に「最新製品見たくない?」というパネルが。もちろん、見たい。早速マーケティング本部セールスチームの簗瀬沙希氏にお話を伺ってみた。

「『トヨクモスケジューラー』は個人の予定を追加したり、チームの予定を確認したりするスケジュール管理サービスです。kintonと連携して、たとえば顧客管理アプリから会社情報を引っ張ってくることができ、訪問予定の詳細欄に顧客の情報を簡単に入れられます」(簗瀬氏)

 また、サイボウズドットコムのユーザー情報や部署情報をCSVで書き出し、スケジューラーに読み込ませることで、メンバーや部署情報を利用できるようになるという。

 便利そうだったのが、複数名の予定を調整する機能。通常、招待したい相手それぞれのカレンダーを見て、空いている時間を人数するので手間がかかる。その点、トヨクモのスケジューラーでは、予定を追加したいメンバーを選択すると共通する空き時間を把握できる。メンバーだけでなく、会議室などの施設も追加できまとめて予定を抑えられるのが便利だ。

 気になる利用料金は10名以下なら無料。11名以上のチームだと1ユーザー当たり、200円/月で利用できるそう。

トヨクモ マーケティング本部セールスチーム 簗瀬沙希氏

kintoneの情報を利用できる「トヨクモスケジューラー」

■関連サイト

「魔法をかけます」(アールスリーインスティテュート)

 アールスリーインスティテュートは、kintoneをカスタマイズできる連携サービス「gusuku Customine」などを提供している。

「カスタマインのできることが300種類を超えて、kintoneでやりたいことが代替できるようになりました。今回、パネルにもあるように、なんとかなる、というキーワードを強く出しています」と金春氏。

 新機能は定期的にリリースしており、直近でも10月27日に「gusuku Customine」でカスタマイズできるアプリをユーザーによって制限する機能やログイン時の多要素認証に対応した。

 ブースで目を引くのが「あなたのkintoneに魔法をかけます」という女子1人男子2人のキャラクターが並ぶパネル。今年のテーマである「LOVE YOUR CHAOS」にちなんだもので、交通広告まで出している。

「今回テーマが「LOVE YOUR CHAOS」なので、社内でいろいろ話しをしたところ、学園恋愛もので三角関係ってカオスだよね、ってなり、こういうキャラクターができたのが、うちの会社の面白いところだと思います。それで、吊り広告まで出してしまいました。みんな楽しんでやっているので、いいかな、と(笑)」(金春氏)

アールスリーインスティテュート 金春利幸氏

京葉線の中吊り広告に「gusuku Customine」がお目見え!

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