ゲームに映画、音楽、オンライン会議でも振動で体感できるヘッドセット
一歩先の臨場感を実現したゲーミングヘッドセット「Razer Kraken V3 HyperSense」実機レビュー
操作性を重視した配置のボタン類
手で探ることなくボリューム調整が可能
実際に使い始めて便利だと感じたのが、ボリュームなどのボタンが装備されていること。左手をイヤーカップに当てるとちょうどボリュームダイヤルが親指の位置にくるよう配置されているため、手探りすることなくすぐに調整できる。
ケーブルの途中にあるタイプだと手で探らなくてはならないし、かといって、PCからマウスで操作するにはポインターの移動が面倒だ。なにより、マウスやキーボードから離れて動画や音楽鑑賞している場合にありがたい。
マイクのミュートボタンは、ボリュームのすぐ上に装備。押すたびに昇降を繰り返すスイッチとなっているため、指で触るだけでミュートになっているか分かるというのも便利だ。
イヤークッションは柔らかめ。サイズが大きいこともあり、耳をすっぽり覆えることから耳への負担はかなり小さい。横からの圧迫は少なめだが遮音性が高く、音漏れや外部の騒音を気にすることなく楽しめる。
ヘッドバンド部は厚みのあるクッションと、伸縮性の高い表面布地により、優しく頭にフィット。重さをあまり感じさせない作りとなっていた。
マイクは口元に来るよう配置されているため、不使用時は意外とジャマ。飲み物を飲みながら、お菓子をつまみながらPCを使うときには、外してしまうといいだろう。シンプルなピンジャック式なので、引っ張るだけで簡単に取り外せる。
もちろん、装着するときは押し込むだけでOKだ。なお、マイクには向きがあるが、この向きが正しくなるよう、根元の形状が工夫されているので間違えることはない。
USBのケーブルは約2m。やや太目で硬いケーブルだが、絡みにくくクセのつきにくい編み組になっているので、そこまで気にならない。ゲームや映画、音楽で新しい体験をしたい人に、ぜひ試してほしい逸品だ
「Razer Kraken V3 HyperSense」の魅力は、何といっても面白い体験のできるHyperSenseだ。強弱変えて好みを模索しつつ試していたが、強さによって印象が大きく変わるため、これだけでしばらく楽しめるほどだった。
純粋に音楽鑑賞を目的にするならハイレゾ対応機器などで固める方がいいのだろうが、体で感じられる低音というのは、音質とはまた違ったよさがある。ゲームはもちろんだが、普段と違う音を純粋に楽しみたいという人にも、ぜひ体験してほしい製品だ。
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