残念ながら、電池持ちはいまひとつ
Galaxy Watch4を使って、最も不満を感じたのは電池持ち。実使用時間は「最大40時間」と記されていたので、そもそも、さほど期待はしていなかったのですが、やはり2日間持たせるのは厳しい印象。
筆者は、毎朝1時間ほど犬を散歩させて、夜に1時間ほどスポーツジムで汗を流すことが多いのですが、さらに1ヵ所の取材に出かけて、1日のバッテリー消費は50〜60%程度。GPSをオンにしてランニングを記録したり、腕に着けたまま寝て、睡眠をトラッキングしたりすると、さらに電池の減りは早くなるはずです。基本的には、毎日充電が必要と思っておくべきでしょう。
また、きっちり時間を計測したわけではありませんが、充電時間もかかる印象。筆者はそれなりの多くのスマートウォッチやスマートバンドを使ってきましたが、Galaxy Watch4の充電はかなり遅め。残量によっては、朝の身支度をする間では満充電できない可能性があります。就寝時、あるいはデスクワーク中などに腕から外して充電すべきでしょう。
Androidユーザーにとって、最良の選択肢の1つになりそう
新しいOSを搭載し、ヘルスヘア機能を強化したGalaxy Watch4。筆者としては、最先端の使い勝手を期待していましたが、実際には、ごく一般的なスマートウォッチという印象。それは決して悪い意味ではなく、すんなり使いこなせて、機能に不満もなかったということ。価格も手頃(3万6000円)なので、Androidスマホを使う多くの人にとって魅力的な選択肢となるでしょう。