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エントリー5Gスマホ「arrows We」は洗えて丈夫で使いやすい安心のモデル

2021年10月05日 20時30分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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初めてのスマホにピッタリのエントリーモデル
FCNT「arrows We」が3キャリアで発売

 FCNTは10月5日、オンラインでarrows新製品の発表会を開催。5Gスマートフォン「arrows We」を発表した。「すべての人が使いやすく、手に取りやすい」をコンセプトに開発されたエントリーモデルで、今冬にドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから発売。auからは約8年ぶりの発売となる。

発表会では、プロダクト戦略グループ シニアプロフェッショナル(マーケティング戦略担当)の荒井厚介氏が新モデルのプレゼンテーションを行なった

 arrows Weに開発にあたって、最も重視されたポイントは3つ。1つは、エントリーモデルでも快適に操作できること。CPUはエントリー向けのSnapdragon 480(最大2.0GHz)だが、2017年に発売されたミドルハイのarrows NX F-01Kと比べると、処理速度が約1.5倍に向上するなど、多くの人が満足できる性能を実現しているという。

arrows Weのセールスポイントは3つ

パフォーマンスは3年前のミドルハイモデルを上回る

広角+マクロのデュアルカメラを搭載。メモリーが4GBでストレージが64GB

 2つめは電池持ち。4000mAhのバッテリーを搭載し、余裕で1日以上使えることをアピール。さらに、電池の寿命を長くする「長持ち充電」機能も搭載している。

バッテリー容量はarrows史上最大級の4000mAh

 3つめはキャッシュレス決済を素早くできること。arrowsには「Smart FAST」という独自機能があり、arrows Weにも搭載されている。そのうちの「FASTウォレット」と「FASTフィンガーランチャー」を使うことで、指紋センサーに触れるだけで素早く決済アプリを呼び出し、同時に使いたいポイントカードなどのアプリもスピーディーに起動できる。

広く普及しつつある決済アプリをスピーディーに起動できる

 ほかにも、マイクを着けていても自分の声が相手にはっきりと聞こえる通話モードを備え、泡タイプの石鹸で洗ったり、アルコールで除菌したりも可能。1.5mの高さから落としても画面が割れにくく、米国国防総省の資材調達基準であるMIL規格の23項目をクリアする耐久性も備えている。

従来のarrowsと同じく、衛生的に使えて、壊れにくいタフネス性能も備えている

フィーチャーフォン時代に人気を博した「プライバシーモード」が復活。ビジネスとプライベートで画面表示を変えたりできる

 初めてスマホを使うシニア層に向けて、文字が大きく表示され、操作しやすい「シンプルモード」も用意されている。

スマホ初心者やシニア層は「シンプルモード」に切り替えて使うと便利

FCNT独自の「フィッシング詐欺警告機能」といった安全機能も備えている

arrows Weの主要スペック

 カラバリは全7色。ドコモはオンラインショップ限定のレッドを含む4色で、auとソフトバンクはそれぞれ3色。auは純正の手帳型ケースと卓上ホルダーをau+1 collection selectにて販売する。ソフトバンク版はeSIMに対応し、nanoSIMと合わせて2つのSIMが使えるというメリットがある。

カラバリは7色で、それぞれのキャリアでしか買えないカラーがある

ソフトバンク版のみeSIMに対応している

ドコモ版

au版

ソフトバンク版

 なお、価格は3キャリアとも未定。

「arrows We」の主なスペック
ディスプレー 5.7型液晶
画面解像度 1480×720ドット
サイズ 約71×147×9.4mm
重量 約170g
CPU Snapdragon 480
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB) 
カメラ画素数 アウト:約1310万画素
+約190万画素マクロ
イン:約500万画素
5G Sub 6
バッテリー容量 4000mAh
防水/防塵 ○/○(IPX5,8/IP6X)、MIL、落下
おサイフケータイ
[FeliCa/NFC]
○/○
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
イヤホン
カラバリ ドコモ:レッド、ネイビー、ホワイト、パープル
au:ローズゴールド、ホワイト、ブラック
ソフトバンク:ターコイズ、ホワイト、ブラック

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