デノンは9月30日、「Denon Homeシリーズ」のネットワークスピーカーおよびサウンドバーの最新ファームウェアを公開した。
アップデートすることで、内蔵マイクによるAlexaの呼び出しおよび「Denon Home Sound Bar 550」と2台の「Denon Home 250」または「Denon Home150」を組み合わせたリアルサラウンドシステムへの拡張が可能になる。
対象となるモデルはネットワークスピーカー「Denon Home 150」(ブラック/ホワイト)、「Denon Home 250」およびサウンドバー「Denon home Sound Bar 550」(同一のネットワークに他のHEOS搭載製品が接続されている場合、他のHEOS搭載製品についてもファームウェアアップデートが必要となる)。
Denon Homeシリーズのネットワークスピーカーおよびサウンドバーに内蔵された音声コントロール用マイクが有効化される。これにより、Amazon EchoシリーズなどのAlexa搭載端末を介さずにDenon Homeシリーズのスピーカーやサウンドバーに直接「アレクサ」と話しかけることで音楽の再生やニュースや天気予報の確認、タイマーのセット、スマートホームデバイスの操作などが可能となる。
また、トップパネルのタッチコントロールボタンの「マイクミュートボタン」と「アクションボタン」も有効化され、マイクミュートボタンでは一時的にAlexaの機能を使用しないときにマイク機能を無効にすることができ、アクションボタンを押すと「アレクサ」と話しかけなくてもAlexaがリクエストの聞き取りを開始する。
また、Denon Home Sound Bar 550と2台のDenon Home 250またはDenon Home150によるリアルサラウンド再生も可能になる。後方まで広く展開するサラウンド空間と明瞭な音像定位によりホームシアターの臨場感を高めることができる。