セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K
発売日 2021年10月25日
想定実売価格 6万5000円前後
パナソニック
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/09/jn210921-1/jn210921-1.html
おーっ！パナがまた面白いの出してるじゃないですか！！
パナソニックが9月21日に発表したのは、スティック本体から分離したダストボックスを充電台に内蔵したセパレート型のコードレススティック掃除機です。
掃除を終えたあと、スティック掃除機の本体を集じん容量約0.8Lの紙パックを備える充電台「クリーンベース」に接続すると、充電の開始とともに、本体のフィルターケース（約0.05L）にたまったごみをクリーンベースの紙パックに自動的に集めます。
クリーンベース
本体フィルターケース内のゴミを紙パックに自動収集
紙パックのごみ捨ては月に1回ほど。紙パックは口をとじて捨てるだけなので、スティック掃除機のゴミ捨てでありがちなほこりの舞いあがりとは無縁です。
交換は約1ヵ月に1回でOK（YouTubeより）
ダストボックスが分離したことでスティック掃除機の本体は1.5kgの軽量設計に。手元にかかる重量は約0.45kgと軽く操作ができるようにっています。
手元重量は約0.45kgと軽く、すいすい掃除機をかけられる
本体とクリーンドックは空間に溶け込むシンプルデザイン。カラーは清潔感ある白色。形状はほうきのように細身で、リビングにあっても違和感がなさそうです。
リビングにあってもそれほど違和感のないデザイン
メインブラシには髪や毛がからみにくい「からまないブラシ」を採用。からまないブラシは同社製のスティック掃除機に搭載されていて、本当にからまないのでストレスフリーです。
メインブラシは髪や毛がからみにくい「からまないブラシ」小型版
吸引力は、同社のコードレススティック掃除機の中では最低クラス。ただし他社の軽量コードレススティック掃除機に対しては「同等以上で、メインの掃除機として十分ご使用いただける」（同社広報）だけの吸引力を持っているということ。
本体のフィルターケースからクリーンドックの紙パックにゴミを集めるときの騒音量は約69～27dBで、一般的な掃除機を運転したときと同じくらい。純正紙パックの希望小売価格は10枚入りで税込み946円ということでした。
これまでクリーンベースつきロボット掃除機はありましたが、クリーンベースつきスティック掃除機は国内初。スティック掃除機のネックは本体の重さとごみ捨ての面倒くささだったので、その両方を一気に解決したインパクトは大きいです。
軽量モデルなので吸引力はそれなりのようですが、ニーズは確実にあるでしょう。
最近パナの家電が攻めていて面白いです。チューナーとディスプレーを分離させた「レイアウトフリー」のテレビ、必要な機能を後から足せる「マイスペック」のオーブンレンジと炊飯器。そして今回はセパレート型スティック掃除機です。老舗が面白いものを出してくれるとうれしくなっちゃうもんですね。こういうのもっとちょうだい！
書いた人──盛田 諒（Ryo Morita）
1983年生まれ。4歳児と0歳児の保護者です。Facebookでおたより募集中。
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