新宿中央公園じゃぶじゃぶ四人組の「のんちゃん」です。記念すべき第10回。またまた、私「のんちゃん」がお届けします。
9月に入り、涼しい日が続いたり、まだ暑い日もあったり。体がついていくのが大変だーーー! と心で叫んでいます。ちなみに先日、鍋を解禁しました。例年より早いです。
園内はどうでしょうか。
セミの鳴き声を聞くことが少なくなっただけでなく、見渡してみると……。だんだんと秋の風景に染まってきているようです。夏には見かけなかったもの、比較的数が少なかったものをちらほらと見かけるようになりました。そこで、今回は私が感じた「秋」をいくつかご紹介します。
今年は例年よりも咲き始めが早かったようです。見頃を迎えると、「区民の森」の一角を赤く染めます。別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」といい、《お墓の周りで咲いている花》、というイメージがある人もいるようですが、新宿中央公園では、高層ビルをバックに撮影できます!
園内では、数種類のどんぐりを見られます。クヌギのどんぐり帽子は、ふさふさしていて、実はまん丸です。どんぐり ころころ どんぶりこ♪ の唄のようによく転がります!
イロハモミジは、ほんのりと緑の葉が茶色に染まり始めました。紅葉の見頃はまだまだ先ですが、少しずつ変化していく、木々の姿にも注目です! 今後公園ウェブサイト「公園だより」にて、都庁を背景に紅葉していく様子を撮影し続け、変化をわかりやすくご紹介したいとと思います!
まだセミが鳴いていますが、秋の昆虫の姿もちらほら見かけるようになりました。いろんなところで「秋」を感じられますね。今回は、「私が出会った秋の昆虫」をご紹介します。まずは、先ほどご紹介したセセリチョウをご紹介!
タテハチョウの仲間で全体が茶色。後翅裏に白い斑点が一文字状に並んでいます。夏前から姿を見せますが、秋ごろになるとより数多くみられるそうです。小さくてすばしっこいですが、とてもかわいいんです!
チョウと聞いて、頭に思い浮かぶのがアゲハチョウです! 春から10月ごろまで見られます。園内では、「芝生広場花壇」でよく見かけます。
写真をよーく見てみると… 4本の脚で立っています。これは、タテハチョウの特徴です。翅の模様は雌雄で異なります。11月ごろまで見られるそうです。
よくハチと間違われますが、《蛾》です! 日中にホバリングをしながら、花の蜜を吸います。姿をみられるのは、9月頃までのようです。もふもふしていてかわいいいです!
園内には、他にもトンボの姿もみられますが……。今回はこの4種類を紹介しました。公園HPの「公園だより」やInstagramで随時更新しているので、ぜひのぞいてみてください!
※今回ご紹介した昆虫は、芝生広場花壇で撮影しました。
※公園は、動植物の採取禁止となっています。
では、またの機会に。
◆芝生広場花壇はこちら◆ (★⇒上記4種類確認場所)
前回はこちらを紹介しました。
【新宿/中央公園】夏を満喫! ヒマワリのゴッホとビンセントが見ごろに
※過去の連載記事はこちら:新宿中央公園 季節の足音