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ロジクール、新ワイヤレス通信技術「Logi Bolt」を採用した法人向け製品を展開

2021年09月07日 11時00分更新

文● ASCII

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Logi Bolt ワイヤレス接続用USBレシーバー

 ロジクールは9月7日、独自の新ワイヤレス通信技術「Logi Bolt」を搭載する法⼈向け製品群「フォービジネスシリーズ」を発表した。今回発表したのは8製品で、9月16日より順次発売する。

 Logi Boltは、Bluetooth Low Energyの技術をベースにした次世代の通信プロトコル。無線接続の機器が増加し、混雑しやすくなった現代のワイヤレス環境において、よりよい互換性、高い安全性のニーズに応えるために開発されたとのこと。

 米国国立標準技術研究所のコンピューターセキュリティー部門により定められた、データセキュリティーに関する規格、連邦情報処理標準(FIPS)のBluetoothセキュリティーモード1、レベル4に準拠した設計になっており、よりセキュアな通信が可能だという。そのほか、USBレシーバーによる信号送信電力の強化など、混雑時でもつながりやすい設計になっている。

 ユーティリティーの「Logicool Options」を使えば、従来の「Unifying」と同様、1つのレシーバーで6台のデバイスを接続できる。接続距離も10mと変わりはない。Logi Boltは、Windows 10以降、macOS 10.14以降、Linux、Chrome OSに対応している。なお、Unifyingとの互換性はなく、Unifying対応のデバイスをLogi Boltのレシーバーに接続したり、逆にLogi Bolt対応デバイスをUnifyingレシーバーに接続したりといったことはできない。

MX Master 3

ERGO M575

MX Anywhere 3

MX Keys

ERGO K860

 今回、同社が発表したフォービジネスシリーズは、従来の「MXシリーズ」や「ERGOシリーズ」の製品がLogi Bolt対応となり、法人向けに展開されるもの。MX Master 3やMX Anywhere 3、MX Keys、ERGO M575、ERGO K860といった製品の末尾に「フォービジネス」と追加されたものが販売される。

 MX Keys、ERGO M575のキーボード製品は、従来のコンシューマー向け製品にはなかった機能として、絵文字キーやミュート設定・解除キーが追加されている。また、コンシューマー向け製品では行なわれていなかったセット販売も実施。MX Master 3とMX Keys、MXパームレストをセットにした「MX KEYS コンボ フォービジネス」もラインアップされている。

 そのほか、Logi Bolt用のUSBレシーバーの単体販売や、レシーバーをUSB Type-C端子に接続するためのアダプターも販売予定だ。各製品の発売日と参考価格は以下の通り。フォービジネスシリーズの購入相談は、同社のLogi Bolt対応製品ページより問い合わせが可能だ。

9月16日発売製品
製品名 参考価格
MX KEYS アドバンスド ワイヤレス イルミネイテッド キーボード フォービジネス 1万5950円
MX KEYS コンボ フォービジネス
(マウス・キーボード・パームレストのセット)
3万800円
ERGO M575 ワイヤレストラックボール フォービジネス 6820円
Logi Bolt ワイヤレス接続用USBレシーバー 1210円
9月30日発売製品
製品名 参考価格
MX MASTER 3 アドバンスド ワイヤレス マウス フォービジネス 1万4850円
MX Anywhere 3 コンパクトパフォーマンスマウス フォービジネス 1万2540円
アダプター USB-C – A 1210円
10月14日発売製品
製品名 参考価格
ERGO K860エルゴノミック スプリット キーボード フォービジネス 1万7380円

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