このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第302回
山根博士のグロスマレビュー
Redmi Note 10 JEのベースモデル、シャオミ「Redmi Note 10 5G」はそつなく使える1台
2021年08月27日 12時00分更新
超広角や望遠を搭載していないカメラは使えるのか!?
カメラは広角ですべてをカバーし、近距離はマクロ撮影が可能、ボケを実現するToFカメラを搭載というベーシックな組み合わせだ。なお室内撮影などに有利な超広角を搭載していない点については、シャオミの東アジア地域ジェネラルマネージャー、Steven Wang氏のインタビューに回答があるので気になる方はそちらを読んでいただきたい(「ここまでのカスタマイズは初」、日本限定モデル「Redmi Note 10 JE」を投入 するシャオミ)。
カメラのUIは一般的なものだが、多くのスマートフォンのカメラ画面内にみられる倍率・ズーム変更をするための「1X」といった数字表示が無い。これは超広角や望遠を搭載していないからなのだろう。デジタルでは最大8倍までに対応しており、望遠撮影するには画面をピンチアウトするか、あるいはボリュームボタンに「ズーム」を割り当てボタン操作で行なうことになる。
フレームサイズの変更やマクロ撮影の切り替えは画面左上をタップして表示されるメニューからワンタッチで行える。4800万画素の切り替えはここからはできず、カメラモードの「もっと見る」をタップしなくてはならないのがやや不便。なお、この「もっと見る」にはその他のカメラモードが用意されているが、表示をタイル状に変更することもできる。これはMIUIの最新バージョンに用意されている機能のようだ。
以下、Redmi Note 10 5Gで香港の街中でいくつか写真を撮影してみた。クリックでオリジナルサイズで表示できる。
【まとめ】目立った機能はないが
日常的に使うなら十分な実力
Redmi Note 10 5Gは大きく目立った機能はないものの、4Gの低価格スマートフォンを使ってきたユーザーにとっては大きなスペックアップになるだろうし、なによりも5Gに対応したことで動画視聴などでより快適な体験を得ることができる。しかも2万円台前半の価格で入手できるのだ。今後は日本発売のRedmi Note 10 JEのノウハウを生かし、次のモデルではぜひ防水に対応してほしいものである。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ