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ファーウェイ通信 第152回

デュアルマイクで進化したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングが強力

開放型でノイズキャンセリングの完全ワイヤレスイヤホン後継機! 「HUAWEI Freebuds 4」レビュー

2021年08月17日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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耳の外側と内側両方のノイズを検出するデュアルマイクで
アクティブノイズキャンセリング機能をさらに進化させている

 次に、HUAWEI FreeBuds 4の進化したANC機能を見ていく。

やっぱり本機の注目はアクティブノイズキャンセリング機能だろう

 HUAWEI FreeBuds 4は、デュアルマイクを搭載した「ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング」を採用している。これは、フィードフォワードマイク(耳の外側に設置するマイク)とフィードバックマイク(耳の内側に設置するマイク)の両方によって、ノイズをより的確に検出。ノイズを打ち消すための逆位相ノイズ波が正確に生成される。その結果、最大ノイズキャンセリング深度が25dB(HUAWEI FreeBuds 3は15dB)に向上している。なお、デュアルマイクの採用は開放型イヤホンとしては初とのことだ。

フィードフォワードマイクは風が直接当たらないような設計になっている

 ノイズキャンセリングの性能向上に貢献する機能としては、ファーウェイ独自の「アダプティブ・イヤー・マッチングテクノロジー」もある。これは、ユーザーの耳の形や装着状態を自動的に検出するもので、最適なノイズキャンセリングを選択し、効果的に低周波音を低減してくれるという。この機能は今後、OTAによるソフトウェアアップデートで追加される予定だ。

 サウンド面では、高感度の14.3mmダイナミックドライバーを搭載。このドライバーは40kHzの周波数に対応し、高周波帯域の音の再現を強化してくれる。また、低音については、低音を増強するパワーエンジンが搭載されていて、振動板の振動を高めることで迫力ある重低音を生み出すことが可能だ。

14.3mmという大型のドライバーユニットを搭載。低音もさらに増強されている

街中や騒がしい場所で音楽を楽しむことはもちろん
自宅で集中して仕事をする際にも効果を発揮する

 実際にHUAWEI FreeBuds 4をさまざまな状況で使用して、進化したANC機能を試してみた。まずは街中を歩きながら音楽を聴いてみたのだが、ノイズキャンセリングをONにすると、街のザワザワとした喧噪がスーッと引っ込む。バスの車内でもエンジン音が同様に気にならなくなった。音楽をより楽しめるのはもちろん、音量を抑え目にしてもしっかり音楽が聞こえるため、耳の健康にとってもメリットは大きそうだ。

 自宅の仕事場でも試してみた。作業をしながら音楽を聴いたのだが、音楽以外のノイズがほぼなくなったことで集中力が高まり、仕事がはかどる。また、音楽なしでノイズキャンセリングをONにすると、ほどよい静けさになって作業に没頭できる。長時間の装着でも疲れにくく、またノイズキャンセリングオン時でも本体の充電は2.5時間持つので、一旦休憩するまでは使い続けられる。仕事中は着けっぱなしでもいいかもしれないと感じた。

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