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iOSやmacOSの進化が見えた! 「WWDC21」特集 第19回

「iPadOS 15」パブリックベータ版レビュー

アップル「iPadOS 15」は日本語の手書き文字認識に対応で、仕事にも勉強にも便利

2021年07月23日 10時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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画面上部に表示される「…」アイコンをタップ

「ながら描き」が楽しい、マルチタスキング画面への切り換えも簡単になる

 iPadOSには画面を分割表示にして、複数のアプリを動かしながらマルチタスキングをこなすための「Slide Over」や「Split View」といった機能が搭載されています。例えば画面の大きなiPad Pro 12.9インチの場合、表示を左右に分割するSplit Viewにして、写真を見ながらApple Pencilでスケッチを描くといった楽しみ方もおすすめです。

 最新のiPadOS 15からは先にアプリを開いて、その画面の上にDockから2つめのアプリをドラッグ&ドロップするといった従来の方法に加えて、新しいマルチタスキング画面に切り換える方法が使えます。画面の上部に常時表示される3個の「…」が並ぶ「マルチタスキングメニュー」のアイコンをタップすると、Split ViewまたはSlide Overにスイッチするアイコンが表示されるので、こちらをタップします。

簡単にSplit Viewのマルチタスキング表示に切り替えられます

Split Viewへの切り替えが画面のタップ操作だけでできるようになります

 例えばSplit Viewのアイコンを選択すると、最初に起動したアプリの画面が右側に避けられ、続いて選択したアプリと先に開いていたアプリを自動で隣に並べてくれます。従来のマルチタスキングへの切り換え操作が苦手だったという方には、より馴染みやすいかもしれません。

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