三省堂書店は7月12日、セルフレジの稼働を全店舗(FC・売店除く)で開始したことを発表した。
同社は新たなスタンダードへの移行と定着を目指し、ユーザーに対する価値提供の一つの手段として、セルフレジによる非接触・非対面の運用を開始したという。
セルフレジではユーザー自身が書籍にあるバーコードをスキャンして、支払いをすることで会計を完了できる。決済方法は現金/クレジットカード/交通系ICカード/その他電子マネー(一部店舗)。クラブ三省堂のポイントサービスに対応(付与のみ)。
今回のセルフレジ導入で、会計時の店員の業務負担を軽減し業務の効率化が期待できるほか、リアル書店本来の業務である棚づくりやユーザーの問い合わせ対応に時間を再配分することができ、店舗全体のサービス品質の向上につなげることができるとしている。