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1万円高いRTX 3060搭載機よりも高性能!?

19万円切りで「Apex Legends」が144Hzでプレイ可能!AMD Ryzen 5&Radeon RX 6700 XT搭載GALLERIAの実力とその魅力に迫る

2021年07月14日 11時00分更新

文● 藤田忠 ●編集 ジサトラハッチ

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ライバルNVIDIA GeForce RTXと比べてみた!

 今までの検証により「GALLERIA XA5R-67XT」は、多くの冷却ファンを備えているとは思えない静かさで、eスポーツでお馴染みのFPSゲームタイトルを高リフレッシュレートでプレイしたり、レイトレーシングゲームを楽しんだりできるパフォーマンスを実現していることが分かる。

 19万円を切る価格で、このパフォーマンスはコスパが優秀と言って差し支えないが、前述したように世間ではAMD RadeonシリーズはNVDIA GeForceに劣るというイメージが定着しているため、実際のところGeForce RTX 30シリーズとの性能差が気になるところだ。

 GALLERIAには、Ryzen 5 5600Xをはじめ、メモリーやストレージの構成がほぼ同じで、グラフィックスカードがNVIDIA「GeForce RTX 3060」を搭載し、「GALLERIA XA5R-67XT」よりも約1万円割高な19万9980円の「GALLERIA XA5R-R36」をラインアップしている。そこで、GeForce RTX 3060と上位のGeForce RTX 3060 Ti搭載グラフィックスカードを用意。「GALLERIA XA5R-67XT」のグラフィックスカードを入れ替えて、そのパフォーマンスを計測してみた。

Ryzen 5 5600Xや、GeForce RTX 3060を搭載し、19万9980円の「GALLERIA XA5R-R36」

Palit製GeForce RTX 3060とRTX 3060 Tiを用意。「GALLERIA XA5R-67XT」のRadeon RX 6700 XTと交換して、パフォーマンスを計測した

 前半でフレームレートをチェックした「Apex Legends」などのタイトルに加え、重量級のゲームでアクションRPGの「アサシン クリード ヴァルハラ」や、最新アップデートでレイトレーシングに対応したオフロードレースゲームの「DiRT5」を追加。3種類の解像度で、各ゲームタイトルの平均フレームレートをまとめてみた。

eスポーツゲームタイトルではRadeon RX 6700 XTが圧勝!

計測条件は前述と同じく、アンチエイリアス:TSAA、テクスチャストリーミング割り当て:極(VRAM:8GB)、テクスチャフィルタリング:異方性16X、そのほか、最高または高。ラグドールは中に設定。144fps固定解除:+fps_max unlimitedに設定

計測条件は前述と同じく、fps制限オフ、マテリアルなど各項目:「高」、アンチエイリアス:MSAA 4x、異方性フィルタリング:16x、明瞭度を上げるなど「オン」に設定

計測条件は前述と同じく、API:Vulkan、総合品質:最高、アンチエイリアス:T-AA(最高デフォルト)、レンダリングのスケーリング:100に設定

計測条件は前述と同じく、クオリティプリセット:最高、3D解像度:100%、レンダリングモード(API):DirectX 11、NVIDIA:DLSS オフに設定

 Radeon RX 6700 XTは、「VALORANT」と「レインボーシックス シージ」の4Kを除き、3タイトルはGeForce RTX 3060 Tiに一歩及ばなかったが、GeForce RTX 3060には圧勝した。主要FPSゲーム4タイトルでは、1万円安価な「GALLERIA XA5R-67XT」が、「GALLERIA XA5R-R36」を上回るパフォーマンスを発揮すると見て良いだろう。

 さらに、GeForce RTX 3060 Tiは品薄状態のため、現在ラインアップ豊富なGALLERIAにも搭載モデルは用意されていないが、「GALLERIA XA5R-R36」の価格を考えれば、20万円を超えるのは確実。約19万円で、そんなマシンに限りなく迫るゲーミングパフォーマンスを発揮している点にも注目だ。

苦手なレイトレーシング対応ゲームも
RTX 3060よりも高いフレームレートを計測!

 続いては、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」、「アサシン クリード ヴァルハラ」、「バイオハザード ヴィレッジ」、「DiRT5」の4タイトルの結果を見ていこう。新たに追加した、「アサシン クリード ヴァルハラ」と、「DiRT5」も最高画質で計測を行なっている。

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の平均フレームレート

 まずは「ファイナルファンタジーXIV」の公式ベンチマークで比べていこう。本ベンチマークは、GeForceに最適化されているが、GeForce RTX 3060 TiとRadeon RX 6700 XTの差は5%程度とかなり少ない。これだけの差であれば実ゲームの体感は、GeForce RTX 3060 Tiとあまり変わらないと思われる。

「アサシン クリード ヴァルハラ」は、グラフィック品質:最高、適応品質:オフ、解像度スケール:100%、FPSリミット:オフで計測

 レイトレーシングには対応していないが、非常に重たい「アサシン クリード ヴァルハラ」は、AMD Radeonに最適化されているとあってRX 6700 XTはRTX 3060 Tiに勝利している。解像度が上がるほど、フレームレートの差は縮まるが、4K解像度でもわずかに勝っている。当然、RTX 3060との差はさらに開き、最大30fpsもの違いが出ている。

 最後はレイトレーシングに対応するゲーム2タイトルの平均フレームレートの比較を見ていきたい。

前述と同じく、グラフィックス自動設定:限界突破、レイトレーシング:オン、GI&リフレクション:高、反射量:高、アンビエントオクルージョン:オンにして計測

 どちらもAMD Radeonに最適化されているゲームだが、「バイオハザード ヴィレッジ」では、Radeon RX 6700 XTのフレームレートがGeForce RTX 3060 Tiより2割ほど低かった。しかしながら、Radeon RX 6000シリーズが苦手なレイトレーシングを効かせても、GeForce RTX 3060を上回っている。Radeon RX 6700 XTは、WQHDで60fpsよりも平均10fps高いスコアーを見せているので、平均フレームレートが60fpsに近いGeForce RTX 3060よりも安定したプレイが、高いコスパで実現できているとも言える。

「DiRT5」は、Image Quality:Ultra High、Dynamic Resolution Scaling:on、Raytraced Vehicle Shadows:onにして計測

 一方、「DiRT5」では、AMD Radeonへの最適化が強く、Radeon RX 6700 XTがGeForce RTX 3060 Tiをわずかに上回っている。ゲーム次第ではレイトレーシングゲームも、快適に遊べるのが分かる結果となった。

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